[9.29 J2第33節 岡山 1-0 長崎 Cスタ]
J2リーグは29日、各地で第33節を開催した。4位ファジアーノ岡山はホームで3位V・ファーレン長崎と対戦し、1-0で勝利した。
J1昇格を争うライバル同士の上位対決。8ポイント差で迎えた一戦で、岡山は2試合ぶりの白星を目指す。対する長崎は、敵地で3連勝を狙った。試合は立ち上がりから両チームともに攻め手を欠く展開となった。
岡山は先頭のFWルカオをターゲットにボールの前進を図る。MF竹内涼とMF藤田息吹が試合の組み立てを担い、MF末吉塁、MF岩渕弘人らが流動的に動いてボールを引き出した。
一方の長崎はFW澤田崇、FWフアンマ・デルガド、FWマルコス・ギリェルメの3トップを目指して攻撃を構築。MF秋野央樹がチームの舵を握り、DF米田隼也、MFマテウス・ジェズスらがサイドから加勢した。
試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半はホームチームが攻勢に出る。岡山は同6分、左サイド高い位置でスローインを得ると、DF鈴木喜丈が投じたボールをルカオがオーバーヘッドキック。ワンバウンドしたボールにうまく合わせたがGK若原智哉にセーブされた。
さらに岡山は後半17分、藤田が敵陣ハーフウェーライン付近から頭でボールを跳ね返すと、それを回収した岩渕がルカオに落とす。ペナルティエリア内右から放たれた強烈な右足のシュートはゴール右のポストを叩いた。
ルカオをターゲットに攻撃のリズムを作る岡山。すると後半33分、右サイドでコーナーキックを得ると、MF神谷優太が右足で入れたボールを鈴木がニアサイドで逸らす。最後はルカオが押し込むように決めて先制に成功した。
長崎は同点を目指して攻撃の活性化を図るも、GKスベンド・ブローダーセンの守るゴールまであと一歩届かない。岡山が1-0で逃げ切り、2試合ぶりの白星を飾った。
ハピタス
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