[画像] 「ブラックペアン」で医師役を…二宮和也(41)が「座長失格」と囁かれるワケ

 手術をしてもらうには、財産の半分を賭けたギャンブルに勝たなくてはいけないという型破りな医師・天(あま)城(ぎ)雪彦。演じるのは、「ブラックペアン シーズン2」(TBS系)で前シーズンに続き主演を務める二宮和也(41)だ。

【画像】代わって現場を盛り立てた“隠れ座長”の俳優


二宮こだわりの銀髪(番組公式SNSより)

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チケットは即日完売の人気ぶり

 2018年に放送された同名ドラマの続編で、二宮以外の豪華キャストも揃った今作。

「天城の過去が明らかになった第9話(9月8日放送)の視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ)。現在放送中の民放ドラマではぶっちぎりの数字です。9月13、14日にはそれぞれ台北とソウルでのスペシャルファンミーティングも決定していて、チケットは即日完売の人気ぶり。二宮も登壇予定です」(芸能記者)

長女を自ら車で送り迎え

 私生活でも吉報が。

「この春、長女が私立の名門幼稚園に合格したのです。数十人しか受からない狭き門だったそうで、喜びも一入(ひとしお)では」(幼稚園受験塾関係者)

 近隣住民も証言する。

「時間が許す限り、二宮さん自ら車で送り迎えをしています。変装は一切ナシで、元気に『おはようございます!』と挨拶されるのでバレバレです。良いパパですよね」

二宮はヘアメイクの女性にデレデレ

 パパ業に精を出す中でクランクインを迎えたのが「ブラックペアン2」だったのだ。この現場でも気合十分かと思いきや――。

「主演の二宮は座長のはずなのに、ヘアメイクの女性にデレデレで、彼女と談笑するばかり。結局、最後まで全く現場を仕切る様子のないまま、8月末にクランクアップしました」(TBS関係者)

現場を盛り立てたのは、“隠れ座長”!?

 スタッフ間で“座長失格”と囁かれる二宮。その代わりに現場を盛り立てたのは、竹内涼真(31)だったという。

「前作に引き続き、二宮演じる主人公に翻弄される役柄。カメラ外では他の出演者に積極的に話しかけて、現場の雰囲気づくりをしてくれる、まさに“隠れ座長”でした。もちろん二宮とも関係は良好。二宮は親しみやすい人柄の一方でプライベートでも関わる芸能人は少ない。それでも竹内とは前作の共演以来、ご飯に行く仲に。お互いを『先生』『涼真伝』とあだ名で呼び合っていたこともあるとか」(同前)

 実際、二宮は今回の続編オファーに際して、こんな条件を提示したと明かしている。

〈キャストがまるっきり変わってしまう続編だとやる意味がない(中略)、「本当にみんなが集まれるのであれば、ぜひ」とお話しした〉(「WEBザテレビジョン」6月5日付)

縁深い“あの人”も太鼓判を押していた

 それだけではない。竹内には、二宮とも縁深いあの人も太鼓判を押していた。

「木村拓哉です。今春に放送された木村の主演ドラマ『Believe―君にかける橋―』(テレ朝系)では、2番手の刑事役を竹内が演じました。竹内は22年のテレ朝のドラマ『六本木クラス』でも座長としての現場の回し方が高評価だった。さらに、2番手のキャスティングにあたって勢いのある若手俳優を探す中で、木村が『竹内くん、いいね』と褒めていたことが後押しとなった」(テレ朝関係者)

  “キムタク印”でもあった竹内。他局のドラマスタッフも語る。

「一見クールそうに見える竹内ですが、『自分が』と前に出るのではなく、相手を引き立たせることもできる。木村や二宮といった主演級から指名があるのも納得です」

 好調ドラマの舞台裏に、隠れ座長アリ。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年9月19日号)