「決して裕福な家庭ではなかったけどサッカーを続けさせてくれた両親。ありがとうございました。親父は野球やらせたかったみたいだけど(笑)でも、両親の厳しさ、いろんなものへチャレンジすること、努力することを学びました。プロ生活で少しは親孝行出来たかな?」

「そして1番迷惑をかけ続けた家族。わがままで気分屋で引越しばかりで大変だったと思う。けど、文句も言わず常についてきてくれて理解してくれた。転校で友達と離れ離れになってばかりで悲しい思いをさせてきた。その上、スパルタで口うるさいクソ親父で大変だと思う。今、伝わらなくてもわからなくても大人になって、わかってもらえたら嬉しい。プロ生活2年目から一緒にいる妻は本当に大変だったと思う。アスリートの栄養管理、家事育児と仕事がたくさん。そしてたくさんケンカしてたくさん泣かして困らせ続けた。それでも1番サッカーを応援してくれて数年前から考えていた引退も『続けたら?』『もっと見たい』と背中を押し続けてくれた。いわてグルージャ盛岡に来てからは単身赴任でワンオペ。日々大変で苦労と迷惑ばかりかけてすまん。常にサッカーに集中出来る環境を作ってくれてありがとう」

「チームが苦境の中で個人的なリリース申し訳ありません。どうしても自分が好きな『29』で発表したかったのでどうか許して下さい。しかし可能性が低くても1%の可能性がある限り絶対に諦めません。最後の最後まで自分を信じて仲間を信じてチームを信じて戦い切ります!」

「これからもオシムチルドレンとして、上を見てチャレンジすることを忘れず、このサッカー界に関わり続けたいと思います。今まで関わった全ての人に感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございました!!Jリーグありがとう!サッカーありがとう!21年間MIZUNOのスパイクもありがとう!みんなありがとう!これからも『サッカー小僧』水野晃樹をよろしくお願いします」