大リーグLAドジャースの大谷翔平が57盗塁に成功し、大リーグのアジア人選手でシーズン最多盗塁の新記録を立てた。シーズン54号本塁打も炸裂した。

大谷は27日に米コロラド州デンバーのクアーズフィールドで行われたコロラド・ロッキーズとの試合に1番指名打者として先発出場し、5打数4安打4打点2得点1盗塁と活躍した。

2回1死1・2塁で1打点右前適時打を打った大谷は続く1死1・3塁で3塁走者のクリス・テイラーとダブルスチールを合作した。大谷のシーズン57個目の盗塁だ。これはイチローが2001年にシアトル・マリナーズで達成した56盗塁を1個上回るMLBアジア選手シーズン最多盗塁記録だ。

6回表無死2・3塁ではアンソニー・モリーナの139キロのチェンジアップを打ち上げ166キロで133メートルを飛ぶ大型3点アーチを描いた。

大谷は23日のコロラド戦から5日ぶりに本塁打を追加した。今シーズン54号本塁打だ。

MLBで初めて50本塁打50盗塁を達成した大谷は、55本塁打55盗塁にも本塁打1本だけを残す。今後残る試合は2試合だ。

大谷はナショナルリーグで本塁打が54本、打点が130、OPSが1.041で1位、打率が0.309、盗塁が57個で2位を走っている。

前日ナ・リーグ西部地区1位を確定したドジャースはこの日コロラドは11−4で下してシーズン96勝目を記録した。