バルセロナのテクニカルスタッフがFWラフィーニャに対し、ハイプレスをかける際の全力疾走を減らすようにアドバイスしていたようだ。スペイン『レレボ』が伝えている。

 ラ・リーガ首位を快走するバルセロナの中で、開幕から7試合5ゴール3アシストとひときわ輝きを放つラフィーニャ。得点に関わるシーンだけでなく、前線からの強度の高い守備でも大きく貢献している。

 スペイン『レレボ』は「ブラジル人選手が90分間プレッシングを続ける姿は、もはや当たり前になっている」と称賛し、クラブスタッフによる「彼はチームで最も爆発力のある選手だ。非常にコンディションがいい」とのコメントを紹介した。

 GPSデータによると、ラフィーニャはチーム内で最も走る選手である一方、それが怪我につながる可能性があるとして懸念されていたという。

 同メディアは「昨季は何度も『故障しそうだから、あまり多くのスプリントはしないでくれ』と言われたそうだ」と内情を紹介。その上で現在の好調ぶりについて「彼が成熟し、成長するにつれて、スプリントの量を調節し、爆発的なパフォーマンスを発揮するようになったというのが実際のところだ」とレポートした。