[画像] 【徳山ボート　G1徳山クラウン争奪戦　5日目】11Rは白井英治　スタート決めて押し切るのみ

　ボートレース徳山の開設71周年記念「G1徳山クラウン争奪戦」は4日間の予選が終了。28日の5日目は10、11、12Rで準優勝戦が行われる。注目は地元・山口支部の白井英治（47）が1号艇となった11Rだ。

　【11R】池田浩二　角度良く差して詰め寄る

　オール3連対をキープして、準優勝戦の絶好枠を手にした白井。地元の雄として、ファイナル進出は最低限のノルマだ。インからしっかりとスタートを決めていく。池田は角度良く切れ込んで白井に肉薄するか。長尾にも地元の意地がある。センターからうまく立ち回って白井とのワンツー狙いだ。ここぞの一撃がある松山はカドからなりふり構わず挑む。

　＜1＞白井英治　悪くないけど、もう少しだけ足を求めてペラを調整します。

　＜2＞池田浩二　ペラはしっかり叩いて、合っている感じです。3日目に換えた部品を戻してみたらどうかなと考えています。現状の足は普通。特徴はないです。

　＜3＞長尾章平　何もしていないけど、全体にいいと思います。白井さんにもいいと言われました。

　＜4＞松山将吾　このメンバー（4日目8R）では出ていく感じはなかったし、少し波に負けていたので少し調整がズレたかもしれませんね。合えばレース足がいいんだと思います。

　＜5＞田村隆信　足は中堅上位は十分。特徴はどちらかと言えば行き足、伸び系ですね。もう少し乗りやすくしたいけど、このままいきます。

　＜6＞松井繁　伸びがいいわけではないけど、中間速の感じがいいですね。バランスが取れてきました。回転を合わせる調整をします。

　【12R】峰竜太　高速ターンで寄せつけない

　4日目12Rは鮮やかな全速差しから2着に食い込んだ峰。実にスムーズな軽快足に仕上げており、かなり乗れてきている。ここはインから誰をも寄せ付けない高速ターンで逃走態勢に持ち込む。上條は手堅く差して優出権利取りへ。長田は外マイか。河合はカドから臨機応変に運ぶ。

　＜1＞峰竜太　足はいいですね。ここで固めていきます。舟の向きも凄くいいし、回り足も良かったです。

　＜2＞上條暢嵩　悪くないです。いい方のバランス型で全体にまあまあ。比較は分からないけど、自分ではこれで行こうと思います。

　＜3＞長田頼宗　つながりの部分は調整できたと思うし、最低限の足はあります。もうひと伸びが欲しいし、いい人と差がありますね。

　＜4＞河合佑樹　何もしていないので変化はないけど、バランスが取れて不満のない感じ。出て行くような足ではないけど、展開を突ける足にはなっています。

　＜5＞原田篤志　全速で握っていけるし、自分の好きな仕上がり。もう少し伸びはつけたいけど、ベースはこれでいいと思います。

　＜6＞坪井康晴　伸びは普通だけど、出足、回り足は悪くないです。乗り心地の部分を良くしたいですね。

　【10R】予選トップ通過！丸野一樹　チャンスは逃さない

　峰と同率ながら上位着順の差で予選トップ通過となった丸野。このチャンスを逃すわけにはいかない。4日目10Rにインから押し切って予行演習は完了。今日もしっかりと先マイを決める。吉川は決め差し。辻は自在に構えて。西村は自慢の捲り差しを放てる展開を呼び込めるか。

　＜1＞丸野一樹　変わらず足は良かったです。全部がいいし、特に出足がいいのがいいですね。エンジンにパワーがあります。

　＜2＞吉川元浩　足は悪くないですよ。ただ、回転が上がっていなくて調整していったけど、そこはもうちょっと欲しいかな。

　＜3＞辻栄蔵　良かったです。試運転では乗りにくさがあったけど、本番では大丈夫でした。自分なりにレースしやすい。

　＜4＞西村拓也　このエンジンを考えたら出せてきていると思います。いい人とはかなり差があるけど、全部が○の足でバランスも取れてきました。

　＜5＞大峯豊　回転を抑える調整をしたけど、良くなかったので戻します。出足、伸びも悪くなくて、中堅上位はあると思います。

　＜6＞藤原啓史朗　全体的な底上げはできました。乗り心地も悪くないです。