前日に米GDP確報値が発表され、年率換算で前期比3.0%と第2四半期の米経済は大幅なプラス成長となっていた。ただ、エコノミストからは、来年の米成長は今年の予想である2.7%から1.8%に大幅に減速する見通しが示されている。今後数四半期において個人消費が抑制される見込みであることを要因に挙げている。
FRBは来年も利下げを継続すると思われるが、今後の段階的な利下げは実体経済を即座に活性化させるというよりも、あくまで成長が潜在成長率を大幅に下回ることを防ぐための予防措置であると考えているという。
ただ、住宅および製造業の低迷が続いていることを除けば、最近の経済指標の大半が成長の勢いが依然トレンドを僅かに上回っていることを示唆し、潜在成長率自体も上昇していると考えられるため、2026年と2027年の成長予測を上方修正したとも述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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