[9.19 欧州CLリーグフェーズ第1節 アタランタ 0-0 アーセナル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、各地でリーグフェーズ第1節を開催した。アタランタ(イタリア)のホームで行われたアーセナル(イングランド)との対戦はスコアレスドローに終わっている。なお、DF冨安健洋は負傷離脱中のためメンバー外となった。

 昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)王者のアタランタとプレミアリーグ2位フィニッシュのアーセナルの一戦。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。

 アーセナルは前半7分、MFカイ・ハバーツが右サイドから切り込んでフィニッシュまで持ち込むもシュートは枠の外。同14分にはペナルティエリア手前で得たフリーキックをFWブカヨ・サカが左足で狙ったが、ゴール左下に蹴ったボールはGKマルコ・カルネセッキにセーブされた。

 マンツーマンの守備から徐々にボールを握ったアタランタ。前半30分には右サイドから攻撃を仕掛けると、DFベラト・ジムシティがペナルティエリア内にパスを通す。FWマテオ・レテギがキープして落とし、最後はMFシャルル・デ・ケテラーレがシュートを放ったが、左に逸れていった。

 試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半開始早々にアタランタに先制のチャンスが訪れた。同3分、MFエデルソンが左サイドからドリブルで侵入しようとすると、MFトーマス・パーティに倒されてPKを獲得。レテギがゴール左に放ったシュートはGKダビド・ラヤに止められ、跳ね返ったボールをレテギが頭で押し込もうとしたが、こちらもラヤに掻き出された。

 先制点が欲しい両チーム。アーセナルはハバーツや途中出場のFWレアンドロ・トロサールを前線に置いてボールの前進を図るも、ゴール前まで持ち込むことができない。アタランタはMFアデモラ・ルックマンが鋭い仕掛けでペナルティエリア内まで入っていったが、シュートは打たせてもらえなかった。

 試合は0-0のままタイムアップ。アーセナルの第2節は10月1日にホームで開催され、パリSGを迎え入れる。アタランタは同2日に行われる同節でシャフタールと対戦する。