[画像] 阪神・岡田監督「日曜の雨が嫌やな。もう途中でやめたりせえへんで俺は」「桐敷はもう目いっぱい投げさすよ」 一問一答

 阪神の岡田彰布監督(66)が19日、20日DeNA戦に向けて横浜入りした。ナゴヤ球場では野手指名練習を視察し、僅差で肉薄する首位・巨人の優勝マジック点灯には「全然関係ない」と意に介さず。以下、一問一答要旨。

  ◇  ◇

 −石井のブルペン投球は。

 「あんまり良くないよな。体調も含めてな。あんまり休ませてもええことないし」

 −ベンチ入りはする。

 「そら、投げていかんとあかんねんから」

 −ビーズリーは横浜に帯同する。

 「今日(横浜に)来よるやろ、ビーズリーは。(前回登板から)中4日たつやろ」

 −DeNA打線を考えても右が多い。

 「そうや。(21日に)青柳を登録しなあかんから、石黒(の抹消は)しょうがないけどな」

 −本人も納得している。

 「もうそら、分かってる。何勝したん?8勝したんか。大したもんやで」

 −阪神は投手を無理使いしていない。

 「してない、してない。中5(日)も誰一人いってない」

 −最後までしない。

 「もう、ないない。高橋も(中)9(日)、(中)9(日)や。(10月)3日でまたちょうど(中)9(日)や(笑)万全の態勢でな、投げられるから」

 (自ら)

 「何か日曜(22日)の雨(予報)が嫌やな。もう途中で(試合を)やめたりせえへんで俺は。昨日も(粟井)社長に言うたけど六回コールドとか、最後までやるんやったらやるけど」

 −残り9試合で鍵を握るのは森下らクリーンアップか。

 「いやいや、そんなもん誰とかではないよ。みんな今な、打ってるからな。別にキーというかな、このバッターに回さなあかんとか、そういうのはないよな」

 −前川は(投手の)左右関係なくスタメン起用していくか。

 「いやいや、そんなことないない。(21日は左腕の)浜口が来るみたいやからな。あれ、全然当たってないやろ。ここにきて初めてのピッチャーやからな。(前川は)今、調子ええから、あんまり左いってな(調子)崩すと嫌やしな」

 −ここから先発は長い回より1イニング、1イニングか。

 「まあ、でもゲームはつくらなあかんけどな。そんな3イニングずつとか、そういうのは絶対あかんわ。やっぱり先発がゲームをつくって、そういう流れでゲームを戦っていかんとな。先発ピッチャー3人で3イニングずつやったら抑えるかも分からへんけど、そんなんは究極の選択やんか。そら巨人、中日の『10・8』みたいなもんやんか」

 −昨日(18日)は岡留、島本、富田でいけた。

 「桐敷が回またぎする必要ないしな。桐敷は今年はもう目いっぱい投げさすよ、俺は。だって初めてやんか。去年は27試合やろ?2カ月やで、やったん。先発もあったからな。今年は1年目みたいなもんやろ。1年間のそういう流れをあいつにも分からさなアカンからな。1年間全うできたら自分の感覚もつかめるやろうしな」

 −へばっているとは言ってない。

 「そんなん言えるかいな、そんなんお前」

 (歩きながら)

 「今日はゆっくりテレビ(巨人−DeNA戦)見よか」