マーリンズの観客動員はメジャー29番目も…大谷効果で激増
【MLB】ドジャース 8ー4 マーリンズ(日本時間19日・マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手がもたらす経済効果は、ロサンゼルスから遠い東地区の敵地でも多大なる影響を与えている。18日(日本時間19日)に米メディアが大谷効果で「観客動員増加に貢献」と報じている。
ドジャースは17日(同18日)から敵地でのマーリンズ3連戦に臨んでいる。米メディア「Sportico」は「オオタニの50/50への挑戦が、低迷するマーリンズの観客動員増加に貢献」との見出しでジェイソン・クリンクスケール記者の記事を掲載した。
同日の試合を終えた時点で書かれた記事で、マーリンズの今季観客動員ランキングはメジャー29位。それでも「ロサンゼルス・ドジャースのスター、ショウヘイ・オオタニが歴史的な50本塁打&50盗塁の記録に迫る中、18日(同19日)と19日(同20日)に観客動員数の増加が見込まれている」と伝えた。
17日(同18日)の3連戦初戦では大谷が48号2ランを放ったことを紹介。「(ナ・リーグ東地区最下位で)苦境に陥っているマーリンズは、17日(同18日)の試合で観客動員数が37%増加し、1万7902人が球場に足を運んだ」。
さらに「今シーズン、マーリンズはホームでの76試合でローンデポ・パークに98万9901人を動員している。1試合平均は1万3025人」で、マーリンズを下回っているのはアスレチックスだという。
記事では大谷の破格の契約内容や「オオタニは6500万ドル(約92億3000万円)のスポンサー収入を得ており、この額は野球界で誰よりも多い」と言及。大谷の経済効果の大きさを改めて実感しているようだった。(Full-Count編集部)