[画像] 【平和島ボート 第21回サントリーカップ 4日目】高田明 準優同様の2コース差しで当地初Vへ

 <平和島19日12R優勝戦>ボートレース平和島の「第21回サントリーカップ」は18日、4日目。2組の準優勝戦が行われ、ファイナル進出のベスト6メンバーが決定した。

 準優勝戦11Rを勝った高田明(39=佐賀)が優勝戦1番乗りを決めた。6号艇の谷川祐一が前付けに動いて進入がもつれ、1356・42の並びに。インの佐藤博亮が5カドから捲りに出た楠将太郎をけん制。2コースに入った高田は空いた内懐をスムーズに差し抜けた。

 「伸びもいいと言われるけど足はバランス型です。準優はスローから行くと決めていた。一瞬の反応を求めて2コース向きに仕上げられた」と、してやったりの表情を浮かべた。実際に優勝戦メンバーに入っても正味のパワーは若干優勢と言える。

 優勝戦は2号艇。大潮の満潮時刻が近づく12Rは潮位が高く、うねりも入る水面状況が予測される。

「平和島のインは潮位が高いと難しくて僕には厳しい。2コースの方がいいですね」と語る。

 ここも6号艇の谷川が前付けに出るのは確実だが、2コースは絶対死守の構え。準優同様の差しハンドルで抜け出して、平和島初制覇を飾るか。