[画像] AirPodsいろいろ出たけどどれがいい? あなたに向いているのはコレ

Image: Florence Ion - Gizmodo US

今月、Apple(アップル)がイヤホンの新モデルAirPods 4を発表しました。Proではない基本モデルに、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が搭載されるのは初。AirPods 4の発表と同時に、AirPods Maxも仕様が若干変わり新色が登場。また、2022年リリースのAirPods Pro 2にも機能が追加されました。

Appleのイヤホン&ヘッドホンは、その仕様・価格差がいろいろで、買い替え検討の人はもちろん、新規購入の人はとっても迷います。

…どれ買えばいいの?

各プロダクトの特徴と強みを比較してみましょう。現在、販売中のモデルをまとめました。

AirPods 4は2種類ある

Image: Apple

今年の新モデルAirPods 4。重要なのは、このAirPods 4には基本ver.とANC搭載ver.の2種類あること。

AirPods 4:2万1800円

AirPods 4 ANC搭載:2万9800円

要するにノイキャンがいるかいらないかが選択肢。

しかし、本当に迷っている人はノイキャン未経験者で、それが必要かどうかがわからないパターンでしょう。ANCって差額8,000円分の働きしてくれんの?って。

発売前にすでに短期レビューした米Gizmodo編集部いわく「十分差額分の働きしてくれる」です。なので、予算に余裕があればANC搭載ver.がよし。

AirPods 4買うならノイキャンモデル。しっかり差額分はたらきます

ANCというと、ノイズである周辺音を低減してくれるから、聴きたい音に集中できる!というのが一般的イメージ。それは正解ですが、それだけじゃありません。ANCにセット的に付いてくる機能があります。AirPods 4の場合は、それが「適応型オーディオ」と「会話検知」。

ANCは周辺音を抑えてくれますが、周りの音・声を聴かないといけないときだってあります。そこで必要になるのが、外部音取り込みモードです。適応型オーディオは、ANCモードと外部音取り込みモードを一体化したもので、使用環境(周辺環境)に合わせて、周辺ノイズをどこまで抑えるか自動的に調整してくれます。

会話検知は、適応型オーディオのおしゃべり特化版。人との会話(独り言も含む)を検知して、周辺を低減させ、人の声をより聴き取りやすくする機能です。

忘れてはいけないのは、価格差はANC機能だけではないということ。ANC搭載ver.は充電ケースが違っていて、ワイヤレス充電に対応。また、Appleの「探す」機能を使えるようスピーカーも搭載されています。

装着感と操作性は好み次第

Image: Apple

ANCを優先させるなら、いっそもうちょっとがんばってプロモデルに行くのもありです。ANC力でいうと、2022年リリースのAirPods Pro 2の方が高いでしょう。

AirPods 4 ANC搭載:2万9800円

AirPods Pro 2:3万9800円

AirPods 4とAirPods Pro 2で迷う最大の要因は装着感!

AirPods Pro 2はインイヤー型で耳を塞ぎます。一方、AirPods 4はオープン型で耳を塞ぎません。

後者は耳への圧迫感が少なく、より多くの人がリラックスした装着感を得られるはず。一方で、ピッタリしていないのは(実際は落ちないのに)落としそうで不安だという声もあります。装着感優先の人は、自分の耳とイヤホンの相性の問題なので、とにかく着けてみるしかない。

装着感の次に大きな違いを感じるのは操作性。AirPods Pro 2はタッチコントロール。AirPods 4は感圧センサー。イヤホンのステム部分をタッチする、スワイプする操作ができるのはAirPods Pro 2です。これも装着感と同じで、いい悪いではなく好みの問題。

そのほか、AirPods Pro 2はイヤホンのみのバッテリーもち6時間、AirPods 4は5時間。ただし、どちらも充電ケース込みだと30時間なので、ここはそこまで気になりません。

ちなみにどちらも搭載されているチップは同じでH2。

いっそAirPods Maxいっとく?

Image: Apple

そもそもイヤホンじゃなくて、ヘッドホン派という人は迷う必要ありません。

Appleのヘッドホンはこれ一択、AirPods Maxのみ。今回の新作でUSB-Cに対応&新色となりました。が、リリースされた2020年以来、基本仕様は同じ。ゆえに搭載チップはH1。適応型オーディオや会話検知機能はありません。

AirPods Max:8万4800円

11mmドライバー搭載のイヤホンと比べ、ヘッドホン搭載の40mmドライバーはよりディープな低域、シャープな高域、クリアな中域を再生することができます。サウンドクオリティが絶対優先ならばヘッドホンがいいはず。

イヤーパッドが耳を覆うヘッドホンなので、ANC発動時の世界と自分との遮断感はもちろん、ANCオフでもある程度の静けさが得られます。ANCオン時のヘッドホンのノイズキャンセル性能は100dB、AirPodsイヤホンは35dB。圧倒的な差です。ANCは強ければ強いほどいい人もヘッドホン向け。

また、耳にイヤホンを入れるというのがどうしても苦手な人もヘッドホン向き。

AirPods Maxはヘッドホンバンドを折りたたむことができないので、荷物が少なければ少ない方がいいという人には向きません。

さぁ、どれにする?

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Source: Gizmodo US