[画像] 『ワイルド・スピード』ブライアンは再登場するか?ヴィン・ディーゼルがSNS投稿「お前が恋しいよ」

『ワイルド・スピード』新作に、亡くなったポール・ウォーカーのブライアンが再登場するのではないか?これは度々浮上する話題であるが、ドム役で主演とプロデューサーを務めるヴィン・ディーゼルの最新のSNS投稿によって、「やはり?」との声が再び高まっている。

ディーゼルはInstagramにて、生前のウォーカーとの写真と共にメッセージを投稿。25年前の二人の出会いによる愛の絆が、ハリウッドを変えると直感していたという述懐にはじまり、「ネクスト・チャプターのコンセプトアートを見たことを考える。ブライアン……そう、俺は映画次回作のために、気持ちを引き締めなくちゃな……」と続けている。現在準備中の新作『Fast X:Part2(原題)』の制作で、ウォーカーに想いを馳せる瞬間があったようだ。

さらにディーゼルは、この夏にポールの両親に再会したこと、数週間前にブライアンの娘メドウとも会ったことを続けながら、ポールとの絆が25年にも及ぶことを感慨深く綴っている。

「ブラザーフッド。時を超えた愛の絆。そのことに俺は、永遠に感謝している……でも、クソっ、お前が恋しいよ、パブロ。」

この度ディーゼルがウォーカーを思い出す投稿を行ったのは、9月12日のウォーカーの誕生日に合わせたものだ。二人で始めた『ワイルド・スピード』が終わりに向かって走っている最中、亡き相棒を思い出さずにはいられなかったのだろう。

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『ワイルド・スピード』シリーズでは、退場したと思われたキャラクターが復活登場するのはある種の恒例となっている。ただしブライアンの場合は全く事情が異なる。ファンにとってもディーゼルにとっても、彼の存在そのものが神聖なものとなっており、ご都合主義に合わせたデジタル蘇生は絶対に行われないだろう。物語の中でブライアンは一線を退いて平穏に暮らしているという設定で、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)ではその存在のみが描かれる演出となっていた。

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』から降板したジャスティン・リン監督は、ブライアン再登場について「毎日考えています」と実際に協議が行われていることを。バトンを引き継いだルイ・レテリエ監督は、「問題は、正しい瞬間、正しいトーンなのかどうかということです。ジェームズ・ワンが7作目の最後に行った演出は完璧でした。あのトーンは完璧だった。ブライアンは、シリーズを去ったのと同じくらい完璧な方法で再登場しないといけないと思います」と。

本当にブライアンが戻ってくるのなら、キーマンはヴィン・ディーゼルだ。きっと彼は今頃、世界中のファンが、ファミリーが、どんな終幕を求めているかを考え抜いていることだろう。

シリーズ完結作『Fast X:Part2(原題)』は2025年US公開予定。