[画像] 武内夏暉が初完封で8勝目!白熱のパ・リーグ新人王争いに仁志氏「この完封勝利で武内がかなり前進したと思います」

 西武は16日、ロッテとの試合(ベルーナドーム)に1−0で勝利。先発の武内夏暉が3安打無失点でプロ入り初の完封勝利を収めた。

 序盤3イニングを三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せた武内は、その後もロッテ打線に的を絞らせず7回まで一人の走者も出さないパーフェクトピッチングを披露。

 8回に先頭のソトに初安打を許し、その後二死一・二塁のピンチを背負うも、代打・藤岡裕大を中飛に打ち取り得点を与えず。西川愛也のソロで1点をもらった武内は、9回も無失点に抑え9回116球、3安打6奪三振、無失点でプロ初完投・初完封をマーク。球団新人左腕史上最多の8勝目を手にした。

 武内の投球について、16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「いやもう完璧でしょう。しかも1−0ですからね。西武のチーム状況を考えたらこの8勝というのは、ほんとに立派な数字だし、色々疲れなどもあるとは思うんですけど、これだけ頑張ってるのは素晴らしいピッチャーだと思いますね」と大絶賛。

 パ・リーグの新人王争いについて、同番組に出演した仁志敏久氏は「この完封勝利で武内がかなり前進したと思いますね。対抗が日本ハムの金村などもいますけど、勝ってるチームで投げている投手が評価されるのか、苦しいチームで勝っている投手が評価されるのかというところでしょうけど、ほんとに今日の1勝は大きな前進だと思います」と新人王獲得へ太鼓判を押した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』