ソルハイムカップ
海外女子ゴルフの米国選抜と欧州選抜による対抗戦「ソルハイムカップ」は15日(日本時間16日)、米バージニア州ロバート・トレント・ジョーンズGC(7500ヤード、パー72)で最終日が行われ、米国選抜が15.5―12.5で欧州選抜に勝利した。2日目(同14日)に行われたラウンドでは米国選手がスーパーイーグルを決めたが、その際にキャディーたちが服を脱いで喜んだことに批判が殺到。米女子プロゴルフ協会(LPGA)が公開した動画には「馬鹿げた行動だ」「品位を保てよ」といった声が寄せられている。
プレーは完璧だった。フォーボール(二人一組でそれぞれ自分のボールでプレーし、各ホール成績の良い人のスコアが採用される方式)で行われた戦い。米国選抜のアリソン・リーは2番パー4の第2打、フェアウェーからのショットはピンに向かって一直線に飛び、グリーンに着弾。ピンを越えたかと思われたが、強烈なバックスピンがかかったボールはカップに吸い込まれた。
衝撃のショット・イン・イーグルに、リーも両手を上げて大喜び。観客から大喝采を浴びる中、チームメートのミーガン・カンと抱き合った。ここに2人のキャディーも加わったが、シャツを脱ぎ、上半身は裸の状態で歓喜。興奮状態はしばらく続いた。
LPGA公式X(旧ツイッター)は「アリソン・リーのフェアウェーからのホールアウトでシャツを脱いだ」とつづって動画を公開。これにはファンも気分を害したようで「馬鹿げた行動だ」「頼むよアメリカ、もう少し品位を保てよ」「間違いなく恥ずかしいことだ」「ナイスショット。と思ったら、うえぇぇぇ」「本当に不快だわ」「かなり下品だ」「馬鹿げてる!キャディーがそんなことを許されるなんて、ただただ受け入れられない!」「不適切…完全に場違いだ」といった批判の声が相次いだ。
このフォーボールでリー、カン組は4アンド3で勝利。最終日の個人戦を4勝5敗3分けでしのいだ米国が2017年以来の勝利を飾っている。
(THE ANSWER編集部)