9月10日、次女の佳子さまと公務に臨まれた紀子さま(写真・JMPA)
9月11日、秋篠宮妃の紀子さまが58歳のお誕生日を迎えられたこの日、宮内庁の西村泰彦長官は、定例記者会見でSNSでの情報発信について言及した。
2024年4月1日に開設された宮内庁の公式Instagramアカウントは、現在フォロワー数180万人以上を抱えている。
西村長官は、これまで天皇皇后両陛下のご活動を取り上げてきたInstagramの発信について、秋篠宮家など各宮家の活動も取り上げる方向で検討している、と述べた。
「紀子さまがお誕生日に際して公表された文書では、インターネット上でのバッシングとも取れる批判について『思い悩むことがあります』と打ち明けられています。そのことについて、西村長官は『必要に応じて対応を取る』とも述べました。
もともと、宮内庁のInstagramは皇室の正しい情報を発信する目的で運用が開始されました。そのため、情報発信を拡大するのかもしれません。
宮内庁は2025年度予算の概算要求で、このSNS情報発信に対して3400万円を計上しています。
また、広報担当職員の3人増員を求めており、発信体制を強化したい方針です」(皇室担当記者)
だが、宮内庁の予算額や情報発信の拡大について、Xでは否定的な声が出ている。
《税金3400万もかけないとSNSができないなら、やらなくていい!! 国民の税金を何だと思ってる!!》
《まあ納得いかないお金の使い方たくさんあるけど、どう考えてもあのインスタやるのに3400万の予算はおかしいよ》
《宮内庁、国民の声を聞いてよ...秋篠宮家に3400万円ってそれは税金なんでしょう?》
ここまで批判の声が出てしまうのは、急激な体制強化が原因のようだ。
「予算計上とともに、Instagramでの写真について、SNS専属のカメラマンが撮影することや、広告代理店と提携して広報活動全般についてのアドバイスを受けることが報じられました。
秋篠宮家に対しては、2022年9月に工事が終了した秋篠宮邸の大規模改修費用がかさんだことについて批判が起きていました。
そんななか、天皇皇后両陛下のみならず、宮家のご活動も発信するとなった途端に、“また特別扱い”という印象が生まれてしまったのかもしれません」(前出・皇室担当記者)
正しい情報発信で、国民の反応は変わるのだろうか――。