大谷は史上初の47本塁打&48盗塁を達成…現在は52-53ペース

 ドジャース大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・カブス戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で47号先頭打者弾を放つと、2回には二盗を決めて「47本塁打&48盗塁(47-48)」へ数字を更新した。前人未到の「50-50」を超え、現在は52本塁打&53盗塁ペース。一夜明けても余韻は続き、MLB公式は改めて偉業に脚光。米ファンからも「歴代でも史上最高のシーズン」「オオタニは止められない」と絶賛の声が相次いでいる。

 大谷は初回、ウィックスのスライダーを捉えて今季47号を叩き込んだ。打球速度118.1マイル(約190.06キロ)、飛距離405フィート(約123.44メートル)、角度19度の低弾道爆速アーチに本拠地は熱狂。これで史上初の47-47に到達し、アジア出身選手の通算最多本塁打218本にも並んだ。2回には四球で出塁すると二盗に成功。今季48盗目で「47-48」へ数字をさらに伸ばした。

 そして12日(同13日)、MLB公式はX(旧ツイッター)を更新。「昨晩、ショウヘイ・オオタニが両方のカテゴリーで数字を加えた。彼は今、52本塁打&53盗塁ペースだ」と投稿。これには米ファンも改めて度肝を抜かれた様子で、「なんてこった!」「誰もこのレベルにはいない」「ユニコーン」「ショウヘイ・オオタニはレジェンドだ」「これ以上のシーズンが見られるのだろうか」などとコメントが寄せられている。

 一方で、この日はドジャースの試合はなく休養日。にもかかわらず、MLB公式が改めて大谷を取り上げるというのだから、その注目度はやはり別格と言えるだろう。(Full-Count編集部)