また、最近再結成を発表したグループについても「その方たちは、私たちの思い出の中の人たちです。そういったものを見ながら、楽しみでもありますし、もう一度昔に戻った気分です。もっと応援するようになりますし、期待するようにもなります」と話した。

GFRIENDは、“苦労の代名詞”と呼ばれ、メンバー全員が努力家で有名だ。最近では、オンラインコミュニティを通じて彼女たちの活躍が再び注目された。当時を思い返したイェリンは、「デビュー1ヶ月で『ランニングマン』に出演しました。それが今でも最短期間らしいです。あの時は私が得意なこと、不得意なことも分からず、とにかく出番を作ろうという思いで頑張りました。だから撮影の日のことはよく覚えていません。それだけ頑張ったことしか思い出せません。今も頑張っていますが、頑張り方が違うと思います」と語った。

来年1月にはイェリンもデビュー10周年を迎える。10周年を実感しているかという質問には「いいえ、全く実感が湧きません。私は実感できていませんが、私の周りの人たちは実感しているようです」と笑った。彼女は「環境が、あまりにも実感するしかない環境になってしまったというか。放送局に行くと、初めて見る方々が多かったのですが、今はみんな顔見知りの方ばかりなので、そこで少し実感できる気がします。私って10年目なんだなぁと感じます。でも、毎年同じように練習しますし、情熱的なので、いつも良い姿をお見せしたいという思いは変わっていません」と明かした。

10周年の計画を尋ねると、イェリンは「みんなの心が合い、時間が合えば(GFRIENDとして)集まることができるのではないかと思います」とし、期待を高めた。

イェリンが描くこれからの10年はどんなものだろうか。彼女は「まず、信じられないですね。これからの10年、上手くやっていきたいですし、努力もしたいですが、幸せになりたいです。自分を見つけることができる10年になってほしいです。20代で多くのことを学んだとすれば、30代では学びながらも自分自身を大切にする10年にしたいです」と伝えた。

最後に彼女は、今後どのような歌手として記憶されたいかという質問に「どんな歌手というよりも、イェリンとして記憶されたいです。これをしているイェリン、このようなイェリンではなく、“イェリン”という言葉だけで、信頼できる歌手やタレントのイェリンになりたいです」と強調した。