[画像] 友達「たかが500円のケーキじゃん、ケチ」私「はぁ?」【少額=奢ってくれる】って決めつけないで!!

『今まであんなに仲がよかったのに』
時間が経ったり環境が変わったことで、気が合っていた友人と疎遠になってしまった経験はありますか? 今回は、お金が原因で距離を取らざるを得なくなったという、筆者の友人から聞いたお話をご紹介します。

気が合う友人

これは、学生時代からの友人A子とのお話です。

私とA子は、看護学校で出会いました。

楽観的でノリがいいA子は、私が何か悩んだり落ち込んだりしているときにいつも助けてくれる存在。

「まあ何とかなるか!」「切り替えて次だ」とA子から元気をもらえていました。

その分、慎重さが取り柄の私は、A子のおっちょこちょいな部分をカバーする役目を負うように。

正反対な性格だったからこそ、居心地がよくてよく一緒にいました。

今思えば看護学生時代の大半をA子と一緒に過ごし乗り越えてきたほど、気が合っていたのですが……。

就職するも……

卒業後、お互い看護師として就職。

でもA子は
「想像よりハード過ぎた~」
と半年ほどで退職してしまったのです。

はじめは人間関係でトラブルがあったのかと心配していましたが「長時間働くのが向いてなかっただけ~」と笑い飛ばしたA子。

それからA子は実家暮らしのニートに。

するとだんだん、看護師の仕事を続ける私にたかってくるようになったのです。

「これ私も欲しいな~」
「奢ってよ♪」

遊ぶたびにコーヒー代やケーキ代など、数百円のものを奢らせてくるのです。

そのたびに
「高収入の看護師様だもんね~」
という言葉が決まり文句でした。

奢られて当然という態度の友人

はじめは「これまでの恩もあるし」と奢っていた私でしたが、だんだん奢られるのが当たり前というA子の態度に不信感を覚えるように。

感謝の言葉もなくなり、むしろ
「本当はこのパフェ注文したかったんだ」
「でもケーキより高いから我慢したの、偉いでしょ?」
と、なぜか上から目線のA子。

友人というよりは奢り奢られの関係になっていたので、何となく嫌な気持ちが増えていました。

そんなあるとき、いつものようにジュース代を奢らせようとしてきたので「今回は自分で払って」と断ることに。

すると、A子は途端に不機嫌になって私を馬鹿にしてきたのです!

「たかが500円でしょ」
「ケチすぎない?」
「あ~酷いわ、ありえない」

ムカついたので……?

見下すような口調にさすがにイラっとした私。

「たかがって言うなら払えるよね」
「これまで奢った分返して?」

そう言うと不貞腐れたような態度で黙り込むA子。

その姿を見て幻滅してしまいました……。

仕事を辞めてしまってお金がないのはわかりますが、人にたかっていい理由にはなりませんよね。それから何度かA子に遊びに誘われましたが、すべて断って距離を取るようにしています。

【体験者:20代・女性看護師、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。