サッカーで難しいゲームはいくつもあるが、英『Daily Mail』が『最も過酷な試合環境』と評したのが高地でのゲームだ。
その高地での戦いを得意としているのがボリビア代表だ。南米の戦いでは当たり前となっているが、ボリビアのホームで行われるゲームがとんでもなく過酷なのだ。ボリビアのスタジアムはかなりの高地にあり、これまでは首都ラパスにある標高3577mを誇るエスタディオ・エルナンド・シレスを南米予選で使用してきた。
この標高でも十分に過酷だが、現在行われている2026南米予選は一味違う。ボリビアは6日にベネズエラ代表とホームで対戦しているが、会場は2017年にオープンしたエスタディオ・ムニシパル・デ・エル・アルトを使用したのだ。何とエル・アルトはエスタディオ・シレスよりもさらに標高が高く、その標高は4150mだ。
これまで南米予選でボリビアを訪れたチームは、独自に酸素マスクを用意するなど特別な対策が求められてきた。ブラジルやアルゼンチンといった強豪国であっても、ボリビアのアウェイゲームで勝利を収めるのは簡単ではないのだ。
同メディアによると、ボリビアサッカー連盟のフェルナンド・コスタ会長は今後も標高4150mのエル・アルトを代表戦のメインスタジアムにしていきたい考えなのだという。これまでよりも過酷な戦いになるのは確実だ。
その効果もあってか、ボリビアは6日のベネズエラ戦に4-0のスコアで大勝している。究極のホームアドバンテージと言えそうで、目指すは1994年のアメリカ大会以来となるワールドカップ出場権獲得だ。
webすっぴん
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