◆●海でのグラビア撮影をしてみたい

――INUWASIの中では、グラビア担当のポジションを確立?

はのん:今年に入ってようやくお仕事が定着してきたので、堂々と言えるようになりました! 最初の頃はグラビアの現場でも、「私でいいのかな……」って恥ずかしさのほうが勝ってたんですよ。でも今は、体づくりを頑張って少しずつ自信を持って臨めるようになりました。

――今後やってみたいグラビアのシチュエーションは?

はのん:私、8月生まれなんですけど、海でグラビア撮影したことが一度もないんです。だから、沖縄の海で夏を感じるようなロケで撮影をしてみたい。もう少し欲を出すと、次は紙の写真集を出したいです!

――はのんさんはグラビアで見せる表情と、アイドルとしてステージでは雰囲気がガラッと変わるというファンの人も多いです。

はのん:147センチだから、見た目的にも可愛い感じで歌っていると思われがちなんですが、ライブだとパワフル寄りというか。そのギャップも私の虜になる部分かなって(笑)

――そのギャップは自分でも楽しんでる?

はのん:そうですね。でも最初は嫌だったんです。実際に会いに来てもらったときに「あ〜、意外と声低いんだ」と言われてコンプレックスに感じたこともありました。今は私にしかない強みだと思ってるし、もっと伸ばしていきたいなと思ってます。

――「INUWASI」は今年2月にデビュー4周年ライブが終わったばかりです。グループの現在地はどう捉えていますか?

はのん:4周年は日比谷野外音楽堂でバンドメンバーに演奏してもらってパフォーマンスしたんですが、アイドル×バンドセットの融合というのが“INUWASIスタイル”として確立してきたのかなと。INUWASIの楽曲と衣装など、バンド映えするライブパフォーマンスを武器にして、もっと駆け上がっていきたいですね。INUWASIも4周年ライブをきっかけに変わった部分は大きいと思っています。アイドル好きはもちろん、バンドやJ-POPが好きな人も浸透させたいので、一度YouTubeチャンネルを覗いてもらえたら嬉しいです!

――そういう意味では、8月13日にZepp DiverCity で開催するワンマンは気合い入ってますよね?

はのん:もちろんです。私たちはINUWASIとファンの方との一体感を大事にしたいと思っているので、ライブを見るという感覚ではなく、全員が参加して作っているという気持ちで楽しんでもらえると思います。Zepp DiverCityのような大きな会場でライブを開催するのは初めてだから緊張はしていますけど、全力で盛り上げます!

取材・文/吉岡 俊 撮影/武田敏将 ヘアメイク/大場聡美(エムズアップ) スタイリング/鮎川恵子