18年伸ばした「2m20cmの長髪」から丸刈りに 女性が決意したワケ 2024年8月6日 15時54分 写真:日刊SPA! by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 18年間伸ばした髪が「2m20cm」にも及んだダンサーの女性 広汎性円形脱毛症になり、丸刈りにする動画をSNSで公開した 髪を失ってからは「心の強さ」こそが自分の最大の武器だと感じたそう #ライフ総合ニュース #病気 「2m20cmの髪」から丸刈りに…“日本一髪が長い女性”が病気で髪を失って気づいた「自分の武器」 かつて“日本一髪の長い女性”と称された神戸リン(@rin_rapunzel)さんという女性がいる。美しく黒光りする彼女の髪は、最長でなんと2m20cmにも及んだ。たえまぬ日々の努力と忍耐によって、ようやくたどり着いた境地なわけだが、好事魔多し。数年前に意図せずして失う事態に直面してしまう。劇的な人生を歩む神戸さんに事の顛末について語ってもらった。◆18年間伸ばした髪は、「2m20cm」に2002年〜2006年頃、クラブイベントなどに出演するダンサーとして生計を立てていた神戸さん。当時は、髪を伸ばしてはおらず、ウィッグをつけて様々な髪型で表現をするのが彼女のスタイル。髪を伸ばし始めたのは、勤めていた旅行会を辞めダンスで生きていこうと一念発起しニューヨークに渡ってから。「ありのままの自分を表現することが求められましたし、そうでないと勝負にならない環境。色々な国籍の女性がいる場所に身を置くなかで、私は“アジアの美”に誇りを持って戦いたいと思うようになって。アジア人女性のアイデンティティの一つである『地毛の黒髪』を綺麗に伸ばして踊ろうと決意し、髪を含めた全身で勝負するようになりました。目標としては昔話の『かぐや姫』や、平安時代のお姫様のイメージです」とはいえ、長すぎる髪はダンスをするうえで邪魔になることもあるだろう。神戸さんも当時は足首まで切りそろえていたという。それから2m20cmまで伸ばすことになったきっかけは、エンターテイメント界に大きな影を落としたある出来事だった。「コロナが広まって人を集めるショーができなくなりました。その時にロングヘアーモデルとして生計を立てるようになったんです。それによって、長ければ長いほど希少価値が高まって仕事が来るんですよね。ダンサー時代は多少切ってはいましたが、伸ばしていた期間は合計で18年くらいになります」◆洗髪は「3時間かかる」これだけ髪が長いと、気になるのはシャンプーやドライヤーの時間。神戸さんはどのくらいの時間をかけていたのだろうか。「シャンプー/トリートメント/ドライヤーのセットで3時間くらいかかります。なので、洗髪する日をスケジュールに組み込んでいました。内訳でいうと、シャンプーとトリートメントで1時間半くらい、そしてドライヤーで1時間半くらいですね」神戸さんはこれほどの大仕事を一人でこなしていたというが、シャンプーなどの減りも私達よりも圧倒的に早そうだ。「実は他の人とそんなに変わりません。なぜなら、シャンプーは基本的に頭皮を洗うために使うからです。ただ、トリートメントは髪全体に使うので、7回使ったら1本がなくなってしまいますね」 ◆重いから「首や肩が疲れる」洗髪の話だけで、私たちとは大きく違った日常が見えた。きっとその他にも私達の知り得ない“髪長すぎる人あるある”が存在するはずだ。「とにかく重たいので、首や肩が疲れます。また、歩く時も踏まないように気をつけますし、座る時もお尻で踏まないように気をつけています。あとは、1本抜けるだけで、いちいち切なくなりますね。18年間一緒に生きてきた髪ですから」なんだか、苦労ばかりのようだが「外で髪を下ろしていると、知らない子供たちが集まってきますね(笑)」とほんわかする場面を生み出すことも。さらに、レジャーの場面でも私たちとは違った一面が。「海やプールはまったく行きませんね。乾かすのが大変すぎますから。それから、ジェットコースターには乗らなくなりました。以前、乗った時にまとめていた髪がほどけそうになって大変でして……。もしほどけた場合、例えば三つ編みにしていたら、後ろの人が大きな鞭で襲われるような大参事になりますからね(笑)」 1/2 次へ #ライフ総合ニュース #病気 facebookで送る X(旧Twitter)で送る LINEで送る 外部リンク日刊SPA! “15年間フルーツしか食べない人物”に起きた驚きの変化。「ラーメンもお菓子も食べたいとは思わない」 「やっちまったな!」で一世を風靡したクールポコの今。コンビで仲良くバー経営「この生活がちょうどいい」 『水ダウ』で話題。153センチ、41キロの“最弱”お笑い芸人「一日一食で十分」