《日本に到着、ただいま。 明日、記者会見を行います。ファンのみんなに話さなければいけないことがいくつかある。Dinner Showは予定どうり行う予定です》

7月31日に自らのXで、こう告知したのはX JAPANYOSHIKI。翌8月1日に都内で記者会見を開催し、新たなファンコミュニティサービスを発表。だがファンにとっては、喜ばしい報告だけではなかった。

今年10月8日にロサンゼルスの病院で、3度目となる頸椎手術を受けることが明かされたのだった。そのため今後2カ月間のスケジュールは、2日から始まるディナーショーなど一部を除いて大幅にキャンセルされるという。

YOSHIKIは「自分的には去年ぐらいからもう、『こうなるんだろうな』と思って分かっていたので、覚悟はできていた」とした上で、「色んなプロジェクトを抱えてはいるんですが、ワールドツアーみたいなのを組んでいる中で、あまり先が長いような気がしなくて。弾けてしまおうというか……。お医者さんと話している中で、症状に関してはかなり悪い」と経緯を語っていた。

「YOSHIKIさんはロックドラマー、ピアニストとして、体を酷使してきました。激しいパフォーマンスの影響もあり、’09年と’17年にも首の手術を経験。会見では、次の手術で頸椎6、7番の間に新たな人口椎間板を入れると説明していました。現在の症状は首に慢性的な痛みを抱えているだけでなく、左手指の灼熱感にも悩まされているそうです。痛み止めなしでは耐えられないほどで、早急な手術が必要とのことです」(芸能関係者)

今年4月にも過労によって入院し、心配の声が寄せられていたYOSHIKI。今度は3度目となる首の手術に臨むこととなり、Xやネットでは《ゆっくり療養なさってください》《手術が無事成功しますように》とエールが広がっている。

だがいっぽうで、帰国直前の7月20日にはInstagramでの“意味深メッセージ”にも注目が集まっていた。YOSHIKIはX JAPANのロゴと未発表音源を添えた上で、《World Tour? #xjapan》と投稿していたのだ。

「冒頭の記者会見では、報道陣からこの投稿への質問もありました。しかしYOSHIKIさんは、『なんなんでしょう?』『長い目で見守っていただければ』と濁していました。またX JAPANのアルバム制作についても、『今はなんとも言えない』『アルバムを出してしまって解放されたい気持ちも正直ある』と消極的な印象でした。

とはいえInstagramの投稿からは、一部ファンの間では“会見でX JAPANのワールドツアーが発表されるのでは”と期待の声が上がっていたのも事実。もちろんYOSHIKIさんの体調が最優先されるべきですが、会見ではX JAPANの活動について新たな報告もなかったため、複雑な気持ちを抱いたファンも少なくなかったといいます」(音楽関係者)

結局、謎に包まれてしまった《World Tour?》の真意――。Xでもファンの落胆した声が上がっている。

《YOSHIKIまた手術するんだ。この前のワールドツアー匂わせは一体》
《YOSHIKIさん、首大丈夫かな?って思うのは勿論なんだけど、DSはやってそれ以降は仕事キャンセルですよね? しょうがないと思う 体のことだし でも、それだとこの前のインスタはなんだったの? ただ、ワールドツアー? って書いただけ? 意味深なのかと思って》
《今日の記者会見内容は3度目の頸椎(けいつい)手術をすることと、2日から始まるディナーショーは予定通り開催することのみ… X JAPANのロゴ出して  World Tour?は一体なんだったんだ? もうできないのならば、できませんとはっきり伝えたほうがファンも納得するよね》
《YOSHIKIの会見は皆がいちばん気になってるXJAPANに関する話題無し。 思わせぶりな言動はやめてほしい》