妻や恋人の目が届かないのをいいことに、単身赴任先でハメを外す男性は少なくない。他の女性と半同棲状態で近所から夫婦だと思われていた、なんてケースもよくあることだ。
機械メーカーに勤める三沢達朗さん(仮名・53歳)は今年で入社30年目。現在は国内勤務だが、ほぼ半分の14年を海外駐在員として過ごしてきた。しかも、これまでの赴任先のフィリピン、タイ、中国のすべてに現地妻がいたという。
◆マニラとバンコクには現地妻との間に子供も
「異国の地で男一人はやっぱりさびしいじゃないですか。赴任先が欧米なら最初から諦めたかもしれませんが、アジアの女性とデキちゃう日本人男性が多いのは知ってましたし、自分にもチャンスがあるのではと思ったんです」
しかも、32歳から5年間暮らしたマニラでは、11歳下のカラオケパブ嬢との間に第一子が誕生。さらに37歳から4年間過ごしたバンコクでも14歳下のマッサージ嬢との間に第二子をもうけている。
「フィリピンの子は連れ出し禁止のお店でしたが、通っているうちに仲良くなって連絡先を交換。食事に誘い、そこから男女の仲になるまで時間はかかりませんでした。タイの子もマッサージといってもいかがわしい系の店ではなかったため、同じ方法でアプローチしました。けど、私は結婚する気も子供を作る気もなかったんです。酔った勢いで行為をしたこともあったため、その時にデキちゃったみたいで……」
◆養育費はしっかり支払い関係良好
それぞれ相手女性との関係は、任期満了で現地を去るタイミングで終了。逃げたと見られかねないがあらかじめ話をしており、了承してもらっているとか。
「渋々応じたのかもしれませんが、子供はちゃんと認知して養育費も払いました。それに現地を離れてからも定期的に子供とは会っています。どちらの女性も現在は新しいパートナーがいますが、会えば普通に話はしますし、関係は悪くないと思いますよ」
駐在員の場合、日本と現地法人の両方から給料が発生し、国内勤務より収入が大幅に増えるのが一般的。これに加えて、三沢さんには資産運用による収入もある。また、20代のころに結婚歴が一度あるが、その女性との間には子供がいなかったため、経済的にはある程度余裕があったそうだ。
◆一度の離婚で「生涯独身を決めた」
「一応、言っておくと離婚原因は私の女性問題ではありません。婚姻中はそういうことは一切しませんでしたし、むしろ嫁の浮気が原因だったので。ただ、同じ家に誰かと一緒に住んだり、義両親や向こうの親戚と付き合うのも面倒だと感じてしまった。結婚にはつくづく向いてないと感じ、離婚後は生涯独身でいようと決めて今日に至っています」
とはいえ、フィリピンもタイも親兄弟や親族のつながりの強さは日本以上のような気もするが……。
「どちらも実家は遠方で会う機会は滅多になかったし、そもそも赴任中限定の事実婚みたいな関係です。そこは割り切って仲良くやっていたつもりです」
◆中国の女性とはうまくいかず
だが、43歳から5年間住んでいた中国・広州で付き合った事務員の現地女性は嫉妬深い性格だった。すでに男女の関係にはなかったがフィリピンやタイの女性と子供のことで連絡を取り合うことも嫌がり、ヒステリーを起こすことも一度や二度ではなかった。さすがに耐えられなくなり、1年半で別れることにしたそうだ。
「タイの女性と付き合う時、前の赴任先(フィリピン)で別の女性と交際していたこと、子供がいることは話しましたが、すでに関係が終わっていたので彼女はあまり気にしていませんでした。だから、意外と平気なのかなと勘違いしましたが、やっぱり全員がそういうわけじゃなかった。ほかの中国の子も気の強そうなタイプが多かったため、関係を持っても深入りしないように気をつけていました」
機械メーカーに勤める三沢達朗さん(仮名・53歳)は今年で入社30年目。現在は国内勤務だが、ほぼ半分の14年を海外駐在員として過ごしてきた。しかも、これまでの赴任先のフィリピン、タイ、中国のすべてに現地妻がいたという。
◆マニラとバンコクには現地妻との間に子供も
「異国の地で男一人はやっぱりさびしいじゃないですか。赴任先が欧米なら最初から諦めたかもしれませんが、アジアの女性とデキちゃう日本人男性が多いのは知ってましたし、自分にもチャンスがあるのではと思ったんです」
しかも、32歳から5年間暮らしたマニラでは、11歳下のカラオケパブ嬢との間に第一子が誕生。さらに37歳から4年間過ごしたバンコクでも14歳下のマッサージ嬢との間に第二子をもうけている。
「フィリピンの子は連れ出し禁止のお店でしたが、通っているうちに仲良くなって連絡先を交換。食事に誘い、そこから男女の仲になるまで時間はかかりませんでした。タイの子もマッサージといってもいかがわしい系の店ではなかったため、同じ方法でアプローチしました。けど、私は結婚する気も子供を作る気もなかったんです。酔った勢いで行為をしたこともあったため、その時にデキちゃったみたいで……」
◆養育費はしっかり支払い関係良好
それぞれ相手女性との関係は、任期満了で現地を去るタイミングで終了。逃げたと見られかねないがあらかじめ話をしており、了承してもらっているとか。
「渋々応じたのかもしれませんが、子供はちゃんと認知して養育費も払いました。それに現地を離れてからも定期的に子供とは会っています。どちらの女性も現在は新しいパートナーがいますが、会えば普通に話はしますし、関係は悪くないと思いますよ」
駐在員の場合、日本と現地法人の両方から給料が発生し、国内勤務より収入が大幅に増えるのが一般的。これに加えて、三沢さんには資産運用による収入もある。また、20代のころに結婚歴が一度あるが、その女性との間には子供がいなかったため、経済的にはある程度余裕があったそうだ。
◆一度の離婚で「生涯独身を決めた」
「一応、言っておくと離婚原因は私の女性問題ではありません。婚姻中はそういうことは一切しませんでしたし、むしろ嫁の浮気が原因だったので。ただ、同じ家に誰かと一緒に住んだり、義両親や向こうの親戚と付き合うのも面倒だと感じてしまった。結婚にはつくづく向いてないと感じ、離婚後は生涯独身でいようと決めて今日に至っています」
とはいえ、フィリピンもタイも親兄弟や親族のつながりの強さは日本以上のような気もするが……。
「どちらも実家は遠方で会う機会は滅多になかったし、そもそも赴任中限定の事実婚みたいな関係です。そこは割り切って仲良くやっていたつもりです」
◆中国の女性とはうまくいかず
だが、43歳から5年間住んでいた中国・広州で付き合った事務員の現地女性は嫉妬深い性格だった。すでに男女の関係にはなかったがフィリピンやタイの女性と子供のことで連絡を取り合うことも嫌がり、ヒステリーを起こすことも一度や二度ではなかった。さすがに耐えられなくなり、1年半で別れることにしたそうだ。
「タイの女性と付き合う時、前の赴任先(フィリピン)で別の女性と交際していたこと、子供がいることは話しましたが、すでに関係が終わっていたので彼女はあまり気にしていませんでした。だから、意外と平気なのかなと勘違いしましたが、やっぱり全員がそういうわけじゃなかった。ほかの中国の子も気の強そうなタイプが多かったため、関係を持っても深入りしないように気をつけていました」
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