ブライトンは4日、三菱重工浦和レッズレディースより日本女子代表(なでしこジャパン)MF清家貴子(27)を獲得したと発表した。なお、契約条件は非公開としている。

 現在27歳の清家は、東京都出身で浦和の下部組織から15年に昇格。昨季はWEリーグで20得点を挙げ、チームの優勝に貢献し、最優秀選手に輝いた。

 なでしこジャパンには19年に初招集されると、その後は怪我の影響もあり、日の丸のユニフォームから遠ざかるも、22年に池田太監督のもと復帰。攻撃の切り札から要へと変貌を遂げ、今夏パリオリンピックに臨むメンバー18人に選出された。

 クラブは清家の獲得にあたり、公式サイト上にゾーイ・ジョンソンMDのコメントを掲載。「貴子をクラブに迎えることができて嬉しく思う。彼女は日本のトップレベルで多くの経験を積み、オリンピック代表にも選ばれた。私たちは、貴子と一緒に働き、WSLで彼女のキャリアが発展していくのを見るのを楽しみにしている」と伝えている。