「母国を失望させた気分だったが…」イングランドを危機から救ったベリンガム、自身の圧巻バイシクル弾を振り返る！「僕の中で上位に入る得点」【EURO】

　イングランド代表は現地時間６月30日、ドイツで開催されているEURO2024のラウンド16でスロバキアと対戦した。

　25分に先制を許したイングランドは終盤まで得点を奪えず、窮地に追い込まれる。それでも90＋５分、ジュード・ベリンガムがバイシクルショットを叩き込んで土壇場で同点ゴールを奪う。

　さらに延長に入って91分には、ハリー・ケインがヘッドでネットを揺らして、勝ち越しに成功。そのまま２−１の逆転勝利を飾った。
【動画】後半ATに土壇場の同点弾！ ベリンガムのバイシクルショット
　UEFAの公式サイトによると、チームを危機から救ったベリンガムは「敗退まであと30秒、母国を失望させた気分だった。しかし右足を振り抜いたらすべてが上手くいったよ。こんなハラハラする気分は味わいたくなかったが、今は最高の気分だ」と喜びを語った。

　さらに「これまでも個人的に大きな意味を持つ、良いゴールはいくつかあるが、雰囲気を変えたというのを考えて、僕の中で上位に入る得点だ」と続けた。

　なお、21歳のMFはこの試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部