[画像] リヴァプール、ニューカッスルによるトレード案を拒否? クアンサー放出に“待った”でゴードン獲得を断念か

 ニューカッスルがリヴァプールに提案したトレードが破談となったようだ。29日、イギリスメディア『TEAMTAK』などが伝えている。
 
 プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)の観点から、6月30日までに多額の資金を調達する必要があると報じられるニューカッスル。同メディアによると、ニューカッスルはイングランド代表MFアンソニー・ゴードンの売却を計画しており、一度はリヴァプールと合意目前に迫ったが、最終的に交渉は破談となったという。

 ニューカッスルは、リヴァプールに対してゴードンを譲渡する代わりに、イングランド代表DFジャレル・クアンサーの譲渡を要求した模様。しかし、リヴァプールはゴードンの加入を望んでいるものの、若きCBの放出には否定的な考えであり、結局トレードをめぐる提案は同クラブ側の意向により拒否されたようだ。
 
 一方で、未だにニューカッスルの財政問題が解決していないことから、ゴードン売却に向けた動きが、週末にも再開される可能性があると指摘。同選手に対しては、ライプツィヒやパリ・サンジェルマン(PSG)が関心を寄せていると主張しており、ニューカッスル側が希望する移籍金は8000万ポンド(約163億円)から1億ポンド(約204億円)程度になると推察した。