[画像] 町田が首位キープ! 鹿島とG大阪はドロー決着…大島僚太が復帰の川崎Fは勝ち切れず/J1第20節

 2024明治安田J1リーグ第20節の全10試合が26日に行われた。

 前半戦を首位で折り返したFC町田ゼルビアは、昨年の王者ヴィッセル神戸とアウェイで対戦。前半からホームチームに主導権を握られ、何度かピンチを迎えるも、GK谷晃生を中心とした守備陣が集中した対応を続け、最後までゴールを与えず。数少ないチャンスを生かせず2試合連続のスコアレスドローに終わったものの、敵地で勝ち点「1」を獲得し、しっかりと首位の座をキープしている。

 勝ち点「37」で並ぶ2位鹿島アントラーズと3位ガンバ大阪による直接対決も、スコアレスドローで終了。ホームの鹿島は比較的自由にポジションを取る鈴木優磨が起点となり、前半に複数回の決定機を作るも、GK一森純や中谷進之介を中心としたG大阪の堅守を崩すことができず。後半は拮抗した展開が続き、そのまま両チーム無得点でタイムアップを迎えた。鹿島は3戦連続ドローに終わり、G大阪は6連勝を逃している。

 川崎フロンターレと湘南ベルマーレによる“神奈川ダービー”は、序盤からホームの川崎Fが主導権を握り多くのチャンスを作ると、62分にマルシーニョが待望の先制ゴールをマーク。しかし、78分に田中聡に同点弾を献上すると、その後勝ち越すことができず、試合は1−1で終了した。川崎Fは大島僚太の約1年ぶりの実戦復帰となった一戦を白星で飾れず、3試合未勝利となっている。対する湘南も5試合未勝利と苦しい戦いが続く。

 5位につけるサンフレッチェ広島はアルビレックス新潟をホームに迎えた。11分に先制を許すも、27分にピエロス・ソティリウがゴールネットを揺らし同点に。その後は多くのチャンスを作ったものの、最後まで勝ち越し点を奪うことができず、1−1のドローに終わった。この結果、北海道コンサドーレ札幌を1−0で下した6位FC東京との勝ち点差がなくなっている。

 6試合ぶりの白星を目指す浦和レッズは、7分に渡邊凌磨が挙げた1点を守り抜き名古屋グランパスに勝利。また、サガン鳥栖を1−0で下したセレッソ大阪が6戦負けなし、横浜F・マリノスに2−1で競り勝ったアビスパ福岡が5戦負けなしとしている。ジュビロ磐田はホームで東京ヴェルディに3発完勝。ともに苦戦が続く京都サンガF.C.と柏レイソルの一戦は2−2のドローに終わった。

 今節の試合結果と暫定順位表、次節の対戦カードは以下の通り。

◼︎第20節・試合結果


鹿島 0−0 G大阪
FC東京 1−0 札幌
川崎F 1−1 湘南
磐田 3−0 東京V
名古屋 0−1 浦和
京都 2−2 柏
C大阪 1−0 鳥栖
神戸 0−0 町田
広島 1−1 新潟
福岡 2−1 横浜FM

◼︎順位表


※カッコ内は(勝ち点/得失点差)

1位 町田(40/+15)
2位 鹿島(38/+11)
3位 G大阪(38/+7)
4位 神戸(34/+12)
5位 広島(33/+16)
6位 FC東京(33/+4)
7位 C大阪(32/+6)
8位 福岡(32/+3)
9位 浦和(29/+4)
10位 名古屋(27/−1)
11位 東京V(27/−5)
12位 横浜FM(26/+2)
13位 磐田(23/−1)
14位 柏(23/−8)
15位 川崎F(22/−1)
16位 新潟(22/−4)
17位 鳥栖(17/−7)
18位 湘南(16/−10)
19位 京都(15/−19)
20位 札幌(11/−24)

◼︎第21節・対戦カード


▼6月29日
14:00 札幌 vs 新潟
19:00 川崎F vs 広島
19:00 横浜FM vs 東京V

▼6月30日
18:00 C大阪 vs 名古屋
18:00 G大阪 vs 町田
18:30 FC東京 vs 福岡
18:30 浦和 vs 磐田
19:00 湘南 vs 京都
19:00 神戸 vs 鹿島
19:00 鳥栖 vs 柏