[画像] 巨額の“代理人手数料”によりミラン移籍難航のザークツィー…マンUが獲得に向け関心を再燃か?

 新たなストライカーの補強を目指すマンチェスター・ユナイテッドが、ボローニャに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの獲得に動き出すようだ。23日、イギリスメディア『TEAMTALK』が伝えている。

 現在23歳のザークツィーは、2018年にフェイエノールトのユースチームからバイエルンの下部組織に入団し、翌年12月にトップチームデビュー。その後は、パルマとアンデルレヒトへのレンタル移籍を経験すると、2022年8月に完全移籍でボローニャに加入した。初年度は負傷もあり公式戦21試合出場2ゴール2アシストにとどまったものの、2年目となる2023−24シーズンはイタリアの地で躍動。公式戦37試合出場12ゴール6アシストの成績を記録し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。

 EURO2024に臨むオランダ代表のメンバーに追加召集されるなど、欧州屈指の注目株へと成長したザークツィー。今月9日には、ミランが同選手獲得に関して選手間およびクラブ間で合意に達したと報じられたが、ザークツィーの代理人がコミッションとして要求する1260万ポンド(約26億円)の支払いにミランが難色を示していると伝えられている。

 そんななか同メディアは、ザークツィーの獲得を狙うマンチェスター・ユナイテッドが、代理人コミッションと契約解除金3400万ポンド(約69億円)を満額支払う意向であると主張。一度は同クラブが獲得レースから撤退したとも報じられていたが、「方針を一転させた」とマンチェスター・ユナイテッドの動きを説明した。