[画像] 「韓国に絶対来るな」同僚ソン・フンミンへ人種差別的発言のウルグアイMF、“二度目の謝意”も再び炎上!「謝罪なのか、言い訳なのか」

 韓国代表ソン・フンミンへの人種差別的発言騒動は、母国ではまだ収拾していないようだ。

 発端となったのが、トッテナムに所属するウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールのコメントだ。母国のテレビに出演した際、司会者から同僚選手のユニホームを求められ、「ソニー(ソン・フンミン)の? みんな同じように見えるから、ソニーの従弟かもしれないよ」とジョークを言うと、「みんな同じように見える」というのはアジア人に対する人種差別だと批判が殺到したのだ。

 ベンタンクールは自身のインスタグラムのスト―リーで、「ソニー、起きたことについて謝罪する。あれはただの悪い冗談だった」と釈明。だた、正式な謝罪ではなく、「冗談では済まされない」とさらにバッシングを浴びた。

 そして、ソン・フンミンは6月20日、トッテナムの公式Xを通じて、こうコメントした。

「ロロ(ベンタンクール)と話した。彼は間違いを犯した。彼もそれを理解して、謝罪した。ロロは故意に不快なことを言うつもりはなかった。私たちは兄弟であり、何も変わっていない。我々はこれを乗り越え、団結し、プレシーズンに再び集まり、一つになってクラブのために戦うつもりだ」

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 さらに、ベンタンクールも自身のインスタグラムで、再び謝罪した。

「私の発言で誰かが不快に感じたなら、心からお詫び申し上げます。しかし、私は決して他の誰かについて言及したわけではないことも知っていただきたい。ソンにだけについて言及したので、直接的または間接的に誰かを不快にさせる意図はまったくありませんでした」

 韓国メディア『Mania report』によれば、この投稿に対して、「謝罪なのか、言い訳なのか」「韓国に来るのではなく、人種差別教育を受けろ」「トッテナムが訪韓する時に、どうやって来るのか」「韓国に絶対来るな」という声が上がり、火に油を注ぐ格好となっているという。

 トッテナムはプレシーズンツアーで訪韓し、8月3日にバイエルンと対戦する。果たして、ベンタンクールはどのように迎え入れられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部