家の近所に、ものすごく古いパチンコホールがある。昔ながらの小さな店で、設置機種も結構古い不人気台ばかり。僕も1回だけ入店したことがあるが、なんか死臭を感じたので打たずに撤退してしまった。

絶対もうすぐ潰れるだろ……と思っていたが、これがなかなかしぶとい。先日ふとその店の前を通りがかると、スマスロ、スマパチを導入したとの“のぼり”が出ていた。そんな金があったのか、と驚いた。

さらに間もなく新紙幣が流通する。その新紙幣に対応したユニットも購入しなければならないが、ここまで行くとその苦難も乗り越えられそうな気すらしてきた。本当に小さくてボロい店だから、きっと常連からむしれるだけむしっているんだろう。もっとむしるべきだ。生き残るために。(文:松本ミゾレ)

「タバコ景品無くなったり、新台入替せず休みなし営業したり…」

さて、パチンコホールもその他の業態と同じく、懸命に運営を続けていても、それでも採算が取れなくなって店を閉めることはある。閉店前には、色々と予兆があるものだ。

先日、5ちゃんねるに「【全てを無にする】パチ業界の終焉を見守るスレpart30『釘の酷さ』」というスレッドが立っていたが、ここに具体例がまとめられていた。

「近所のホールが急に、島停電なったり、精算機1台しか使えなかったり、箱ティッシュ配ったり、タバコ景品無くなったり、新台入替せず休みなし営業したり…フラグ立ったかな?」

順を追って補足していきたい。まず島停電について。島とはシマとも表記されるが、パチンコホールの設置台の列のことを指す。1島、2島と数えるんだけど、ホールの規模にもよるが、島1つに10〜20ぐらいの台が並んでいることが多い。

電源を落として放置していた方が、無駄な電気代が生じない、ということなのだろう。ということは、普段からその島は誰も見向きもしないということが予想できる。

精算機が1つしかないというのも確かにあるあるだ。閉店間際のホールは客に何かと不便を強いるようになる。これも予兆と言えば予兆か。ただ、新紙幣導入前というタイミングなので、それ絡みというだけの可能性もある。

箱ティッシュを配るというのは、これに関してはあまり閉店とは関係ない気がするんだけど……本当にやばい店はそういう気遣いもしなくなるので。

ただ、タバコを置かなくなるというのは……ちょっとマズいかも。過去にタバコ景品を入荷しなくなって「在庫かぎりで交換終了」と謳ったホールがすぐに閉店した事例を知っている。

あとは新台入れ替えなしで営業とあるが、なんだかんだ客は新台入れ替えに惹かれて入店するものだ。これがないということは、危険信号としても最たるものと言えるかもね

ほかにもこんなことに気をつけよう!ここからは、閉店前のホールで僕が見た前兆を紹介したい。

■併設の飲食店が潰れる

まずはこれ。郊外のパチンコホールになると、同じ敷地内に飲食店が併設されていることが多い。その飲食店が先に閉店してテナントに空きが出て、そのまま居抜きで新しい店が入らない場合は危険信号だ。

要はホールがもう潰れるので、先に飲食店がテナントから撤退し、お先に失礼状態になっているのである。

■設置台数が減る

前項で島の停電についての話があったが、閉店間際のホールでは、もっとダイレクトに設置台が減ることがある。島に配置されている機種が1台おきの設置になって、間に何もない空間か、べニヤが貼られているだけ……こういうのが目に付くようになると厳しい。電気代をペイできなくなって、こういう苦渋の決断をしているのだろう。

■人気機種が撤去される

いよいよ進退窮まったホールになると、まだ営業しているホールでも敗戦処理を堂々と行うようになる。代表的な事例が、人気機種の撤去だ。たまに中古価格が3桁万円になるような台があるが、わざわざこれを撤去してしまうのだ。言うまでもなく、少しでも中古価格が高いうちに、売り払って痛手を抑えようという撤退戦略。まさに窮すれば、という奴である。

以上が僕が閉店する様子を目撃したホールで見られた、閉店までの予兆である。他にもアメニティがめっきり減ったりとか、設備が故障してもなかなか修理されないとか、色々ある。近隣のホールにもそういった兆候があるかどうか、依存症の方は注意深くチェックしてみてはいかがだろうか。どうせパチンコ・パチスロばっかしてて暇なんだし。

 

 

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