だから、正直申せばそこまでレアじゃない。知ってる人は買えるってだけの話。そして同時に、知らない人が多いよねってだけの話。
味の説明は、上記にもあるエスプレッソローストと同じ。ミルクと相性ぴったりのキャラメルのような甘味と風味が特徴で、店舗のエスプレッソドリンクのベースとして世界中で飲まれているのがこのコーヒー……のディカフェ。
◆少しずつ買うのがオススメ!
お店の商品棚に並ばない豆で、なおかつ店舗内のドリンク用のコーヒー豆ということで、程よいサイズで売っていないのがこのコーヒー豆の唯一のデメリット。
いかにも業務用と言わんばかりのでっかいギンギラのシルバーの袋に入ってるのでどうしても小分けで売ってもらうスタイルになるので要注意。
店舗のコーヒー豆は、コーヒー豆の敵でもある酸素や光を遮断する優秀な専用豆袋に入っているので保存は利く。しかし、量り売りだと紙製の豆袋になるので早めに消費できる分だけ買うのをオススメする。
◆他にもこんな素敵なオーダーが
この「ディカフェエスプレッソロースト」は、店内限定提供のプレスサービスで楽しむことが可能。
そもそもプレスサービスとはなんぞやという人もいると思うので軽く説明すると、スタッフが丁寧に豆を計量して、コーヒープレスというコーヒー器具で抽出してくれて、マグカップに注いでくれるというサービス(提供は店舗による)。
「ディカフェエスプレッソロースト」はプレスで淹れると苦味が増してコクもパンチ力も増す。目が覚める美味しさだ。
◆アイスコーヒーにもしてくれるよ
豆を買って家で楽しむこともできる。店舗でホットで飲むこともできる。……となると、残すのはアイスコーヒーのみ。
……それが、できるんです。
でもこれは、スタッフもお客さん側も超絶面倒くさいから誰も広めようとしないだけなんじゃないかな……と、疑いの目が止まらないサービスなのだが、お店のコーヒーメーカーを使ってアイスコーヒーでも抽出、提供ができるのです。
タイミングによっては10分以上時間を要するのでオーダーは滅多にナシ。スタッフとお客様の双方にあまり人気はないのだが、とにかくできるもんはできます。
<TEXT/阪口ゆうこ>
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください
【阪口ゆうこ】
1981年生まれ。整えアドバイザー。片付けや整えについてのブログ「HOME by REFRESHERS」を運営。コラムなどの執筆、セミナー開催を行う。著書に『ゆるミニマルのススメ』などがある。好きなものはビール、宴会、発信すること。嫌いなものは戦争、口内炎、マラソン。
Instagram:@sakaguchiyuko___
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