レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、EURO2024をもっての現役引退を発表したMFトニ・クロースに惜別のメッセージを送った。

 バイエルンでプロキャリアをスタートさせたクロースは、14-15シーズンにR・マドリーに加入。12-13シーズンから在籍していたモドリッチ、15-16シーズンに復帰したMFカゼミーロとともに形成した“黄金の中盤”でチームを支え、多くのタイトルをもたらした。

 盟友がユニフォームを脱ぐ決断を下したことに対し、モドリッチは自身のインスタグラム(@lukamodric10)を更新。クロースとの2ショット写真を多数アップするとともに、惜別のメッセージを届けた。

「この言葉を書くのは難しいよ。サッカー界は、歴史的な選手が去っていくことを悲しんでいる。君はこのスポーツの伝説であり、レアル・マドリーの伝説だ」

「君とともにプレーできて本当に楽しかった。レアル・マドリーの中盤をともに形成できたことは本当に光栄だった。トニ・クロースという選手はもう2度と現れないだろう。忘れられないヨーロッパの夜、タイトル、ベルナベウの魔法……。君はすべてを成し遂げたが、まだあと1つ残っている。寂しくなるよ、友よ」

 R・マドリーは25日にラ・リーガ最終節でベティスと対戦し、1日には欧州CL決勝でドルトムントと激突。クロースとモドリッチにとって、最後の“共闘”となる。