中国検索大手バイドゥ、1〜3月期は増収増益

「百度世界大会2023」の展示エリアで生成AI「文心一言(アーニーボット)」を試す来場者。(2023年10月17日撮影、北京=新華社記者/張漫子)

 【新華社北京5月19日】中国インターネット検索大手、百度集団(バイドゥ)が16日に発表した2024年第1四半期(1〜3月)決算は売上高が前年同期比1%増の315億1300万元(1元=約22円)、非米国会計基準(Non-GAAP)ベースの純利益は22%増の70億1100万元だった。検索・マーケティングサービスなどコア部門の売上高は4%増の238億元、純利益は26%増の66億2800万元で、いずれも市場予想を上回った。

 3月の「百度アプリ」の月間アクティブユーザー数(MAU)は前年同月比3%増の6億7600万人だった。百度アプリのうち、モバイル用ランディングページ(LP)「マネージドページ」の1〜3月の売上高は、コア部門オンラインマーケティング事業売上高の50%を占めた。

 自動運転事業では、1〜3月の乗車サービス提供回数が約82万6千回と25%増加した。自動運転タクシー配車アプリ「蘿蔔快跑」の配車件数は4月19日時点で累計600万件を突破。自動運転事業「百度アポロ(Apollo)」は5月15日に湖北省武漢市で開いたイベント「アポロデ―」で、世界初のレベル4(高度運転自動化)に対応する自動運転基盤モデル「アポロADFM」を公開した。

 李彦宏(ロビン・リー)董事長兼最高経営責任者(CEO)は「中国に生成AIの時代が到来するにつれ、大規模言語モデル(LLM)『文心(アーニー)』などのAIモデルがインフラとなり、人々の生活の各方面に浸透している。われわれは文心シリーズをより手頃で、効率的なものにするよう取り組んでおり、このことがバイドゥにより多くのチャンスをもたらす」と語った。