「CARAT TIME」終了後には、今回の公演のハイライトである「MAESTRO」のステージが披露された。新曲のステージに、観客たちは熱狂的な反応を見せた。

ホシは「CARATたちにベストな姿を見せたかった。なので本当に一生懸命、このアルバムを準備した」と話した。ミンギュは「このように上岩で先に公開できてとても嬉しい反面、とても緊張していた」と打ち明けた。「かっこいい? うまくいくと思う?」というホシの問いに、CARATは大きな歓声で応えた。

ディノは「CARATたちからこんなに良いエネルギーを受け取ったので、元気に活動できそうだ」と話した。ミンギュは「今回のベストアルバムの新曲をここで全部お見せした。それだけ今回のアルバムに本当に自信がある」と明かした。バーノンは「本当は実際の衣装もお見せしたかった」とし、スングァンは「ウジ兄さんが言った単語が思い浮かんだ。“ものすごい”SEVENTEENをお見せしたかった」と話した。

さらに、ホシは「どこまで行けるのか試してみようという気持ちで準備した」とし、ディエイトは「今までにない速いテンポの振り付けをした」と明かした。それに対しウォヌは「ダンスをしていると、足が熱くなる」と付け加え、ディノは「振り付けを見て最初は困惑した。だけど、かっこよくこなした。CARATの前で出来ないことはない」と冗談交じりに話した。

そして、彼らは「HOT」のステージを披露し、会場の熱気をさらに上昇させた。その後、韓国語バージョンの「今 -明日 世界が終わっても-」と「Run to You」「Together」を通じて希望に満ちたパフォーマンスを披露した。

ステージを終えた後、彼らは公演の感想を伝えた。ディノは「時間が経つのも忘れていた。とても楽しかった。公演の規模も重要だけど、コンサートをしながらどんな感情を共有し、どんな気持ちを感じるのかがより重要だと思う。本当に面白くて楽しかった。全て皆さんのおかげだ。このような大きなステージに立つことができたのは、全てCARATのおかげだ。その期待に応える気持ちで素敵な活動をしていきたい」と愛情を込めて思いを伝えた。

ディエイトは「メンバーたちが皆『DREAM CONCERT』の話をしたけど、その時は本当にここで公演をすることが夢だった。『いつになったら僕たちは、ここの客席を埋め尽くせるだろうか』と、非現実的な夢を見ていたが、本当に一所懸命走っていたらこのように夢が叶った。本当にありがとう。これからこの思い出を大切にしながら、もっと素敵なアーティストになる。ありがとう」と胸いっぱいの気持ちを伝えた。

ウジは「皆さんのおかげでとても楽しかった。明後日(29日)、ベストアルバムがリリースされる。SEVENTEENの10年が詰まった、大切なアルバムがリリースされるけど、今日の公演もある意味同じだった。皆さんが聞いた歌、一曲一曲を作った時の思い出がたくさん浮かぶ公演だった。誰かにとっては平凡な一日だったかもしれないけど、皆さんと僕たちにとっては、今日が10年に値する一日のようで大切だ。それぐらいとてもこの瞬間が大切なので、皆さんを最大限、目に焼き付けようと努力した。楽しんでくれてありがとう。いつも全力を尽くし頑張る」と頭を下げた。

S.COUPSは「まず、感謝の言葉を伝えたい。事務所に2010年に入所したけど、これまでの努力が今日報われたような気がする。CARATたちが家に帰る時、『私は取るに足らない人なんだ』と誰一人思わないでほしい。皆本当に大切で、SEVENTEENにとって、いなくてはならない存在だ。これからより大きな会場で、より良い場所で素敵なものを見せるアイドルになる。CARATたちが僕たちを愛してくれる環境と状況がもっと良くなってほしい。ありがとう」と意味深い感想を伝えた。

挨拶を終えたSEVENTEENは「Headliner」のステージ披露後、「VERY NICE」でCARATたちと息を合わせ、上岩での公演を成功裏に終えた。