“Ask about You”のコーナーでは事前にファンから募集していた質問に答えた。「撮影現場に3つだけ持っていけるとしたら?」という質問では、「あれこれ持ち歩くスタイルなので……」としばし悩むも、最終的にイヤホン、のど飴、iPadの3つに絞られた。「最近一番感動したことは?」という質問では間髪入れずに「今日」と答え、客席から大きな拍手が送られた。

そして衣装チェンジの間には、たくさんの共演俳優たちからのメッセージ映像が流れた。ナ・イヌ、イ・イギョン、Highlightのイ・ギグァンなど最新作での共演者のほか、パク・ジンジュ、キム・ミギョンなど縁の深い豪華俳優陣のメッセージからパク・ミニョンの人柄を感じることができた。

団体ゲームコーナー“究極の選択 With FAN”では、2択問題から彼女の答えをAかBか当てるというゲームが行われた。観客は彼女の答えを予想してAかBいずれかのカードを持ち上げ、パク・ミニョンの答えと同じなら勝ち進めるというものだった。「(A)パク・ミニョン セクシー!vs (B)パク・ミニョン 可愛い!」という質問では、本人はBを選択。「コンアルからは、可愛いと言われたくて……」と少しはにかむと、「可愛い!」コールの嵐が巻き起こった。そして最後まで勝ち残った強運の持ち主一人には、何と檀上でパク・ミニョンとツーショットポラロイド撮影という世界で一つしかない貴重なプレゼントが贈られた。

終盤にはファンが自らのスマホで撮影OKのフォトタイム、そして全員での記念撮影が行われた。この時、ファンからのメッセージを集めた動画がサプライズで流れると、パク・ミニョンは驚いた様子で画面を見つめていた。メッセージに返事をしながら笑顔を見せたり、思わず涙を流す場面もあった。ずっと応援しているファンからの気持ちが伝わり、サプライズは大成功となった。

最後に彼女はファンに向けて準備したという手紙を朗読した。思いが込み上げ、目に涙を溜めながらも丁寧に思いを伝える姿に、客席でも感動の涙が流れた。さらに日本のファンのために練習したという宇多田ヒカルの「FirstLove」を披露し、日本語の歌詞も完璧に歌い上げ、「また会いに来ます」という最後の挨拶とともに感動のフィナーレを迎えた。

終演後には、来場者一人一人の見送りをし、最後までファンへの愛情が溢れるイベントとなった。ダンスや歌、そして日本語まで、ファンを想いながらたくさん準備してくれたことが存分に伝わる公演となった。とても温かな来日ファンミーティングとしてパク・ミニョン本人、そしてファンの記憶に残るだろう。

今後も、彼女は「2024 PARK MIN YOUNG ASIA FANMEETING“MY brand new DAY”」としてアジアツアーを展開する予定だ。