[画像] 師匠イチローと愛弟子がロッカーで“珍特訓” 球団オリジナル映像に米絶賛の嵐「芸術作品だ」

シーズン開幕を前にマリナーズが公開したショートビデオ

 28日(日本時間29日)の米大リーグ本格開幕を前に、マリナーズが作成したオリジナルビデオが評判になっている。現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏と、愛弟子としても知られるフリオ・ロドリゲス外野手の“師弟コンビ”が共演。ロッカールームで“珍特訓”するコミカルな仕上がりに、米ファンから「胸がいっぱい」「芸術作品だ」といった感激の声が上がっている。

 何やらロッカールームに聞こえてくる「プ〜ン」というハエの羽音。ユニホーム姿のロドリゲスは一人、ハエ叩きを手に奮闘しているがなかなか退治できない。すると、そこに現れたイチロー氏が左手親指と人差し指でつまむようにハエを“キャッチ”。立ち尽くすロドリゲスの肩に手をやり「No Fly Zone, huh?」(飛行禁止区域ね)と声をかけた。

 別のシーンではロドリゲスがいくつかのハエ叩きを手にし、どれがいいかをイチロー氏に尋ねると、イチロー氏はそれらを全て捨てて、指でキャッチする術を“特訓”。納得したロドリゲスとともに笑い合った。

 シーズン開幕を前に、マリナーズがソーシャルメディアでオリジナルショートビデオを作製。球団公式X(旧ツイッター)が「No Fly Zone(飛行禁止空域)ね」とつづって公開した。「Fly」を“飛ぶ”と“ハエ”にかけており、守備範囲が広いロドリゲスをたたえる意味も込められているようだ。

 この映像に米ファンからは「胸がいっぱい!」「脱帽だ」「涙出てきた」「オーマイガー。これはクールすぎ」「これは芸術作品だ」「このデュオはスペシャルだ」「完璧よ」といった称賛の声が。ロドリゲス自身も投稿を引用し「I Love Ichiro」とつづっている。

(THE ANSWER編集部)