エリカ・ウェストンさんが注目

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地エンゼルス戦に「2番・DH」で先発出場。初回の打席で、古巣エンゼルスから敬意のこもったビデオを贈られる粋な演出を受けた。球場から喝采を浴びる中、米人気女性レポーターは大谷の行動を目ざとく発見した。

 0-0の初回第1打席。大谷が打席に入ったタイミングで、エンゼルスタジアムの大型ビジョンに、大谷の昨季の活躍のハイライトとMVPを称える映像が映し出された。この間、試合は中断。ファンだけでなくエンゼルスベンチからも拍手喝采を受けた大谷はヘルメットを脱いで一礼した。

 米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」のレポーターのエリカ・ウェストンさんは、自身のX(旧ツイッター)でこのシーンに注目。「エンゼルスがアナハイムで、敬意を示すビデオによってショウヘイのMVP受賞を祝った。でも、ショウヘイはピッチクロックを気にして打席に入る準備万端だったわ」と泣き笑い絵文字付きで記した。

 昨季まで大谷の活躍を伝え続けた人気レポーターの、さすがの目の付け所。大谷はこの打席で三振に倒れ、続く4回の第2打席でも三振を奪われた。

(THE ANSWER編集部)