日本中が沸いた、ドジャース・大谷翔平選手(29)の結婚発表。3月1日に開かれた会見では、大谷の発する一言一句に注目が集まった。一方、実は同日別の発表が――。
明らかになったのは、英会話教室大手の「ECC」と大谷翔平による共同プロジェクト『SHOW YOUR DREAMS 2024』の立ち上げ。その内容は、日本の小学4年生から高校3年生までの100人を今年8月に米国留学に招待するというもの。応募期間は3月1日から4月14日までだ。
「ECC」の花房雅博代表取締役社長は、3月4日にラジオ番組「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」(MBSラジオ)に出演し、今回のプロジェクトの経緯について明かしている。
花房社長は、そもそもこのプロジェクトの発案者は大谷だったとして、提案を持ち掛けられたときの心情をこう告白した。
「ある代理店さんがありまして、その方が急にもってきたんですよ。とても信用できなくて。まさか大谷さんが組んでやるなんてほんまかいなと。基本的には大谷さんが、ECCと組んで留学のプロジェクトを立ち上げたいと言ってこられた。それが最初は信じられなかった。絶対、詐欺やなと」
さらに、費用は大谷がほぼ全額を負担するということについても、「しかもね、ご本人が全部払うなんてね、いくらお金持ってても」と衝撃を受けたという。
大谷と対面し、プロジェクトの発端となった考え方などを聞いたという花房社長はその時の印象について、「見たままですね。非常にさわやかで、かつ自分の考えをもってらっしゃって。ある意味の頑固さもお持ちなんですけど、非常に爽やかですね。子供が好きって感じですね」と第一印象を語った。
また、100人の選考についても“裏話”があるという。「英語のビデオメッセージと作文とがあるんですけど、うちの内部では、抽選じゃないですけど、まず作文をとって100人を選んで、そこから作文の内容を読んで問題なければそれをオッケーにしよう…と思ってましたが、大谷くんのほうは“全部見てくれ”と」と、全ての作文に目を通してほしいという要望があったと明かした。
YouTubeで公開されている花房社長との対談で大谷は、今回のプロジェクトに込めた想いをこう語っている。
「僕はまぁ正直、普通の家庭というか、不自由なくある程度なんでもやらせてもらえる環境で育ってきてるので。そのおかげで、野球をする余裕もあったし、それを高校、プロでも続けていく余裕もあったので。環境に恵まれてたなっていう部分もありますし、最初からそうじゃない子もチャンスを与えられるべきじゃないかなと思うので。そのチャンスが、少しでも増えてくれたら、嬉しいかなとは思っています」
3月5日には、大谷も自身のInstagramでこのプロジェクトを告知。進められていた太っ腹な“聖人”のような企画にSNS上では感動の声が相次いだ。
《大谷さん側にまず留学支援をしたい意向が先ににあって、そこからECCに繋がったのか…。そして大谷さんが支払うと すごいな もう素敵過ぎてどゆこと?》
《なんなん。この人。聖人なん?神様なん?ただ大谷翔平なんやろけど》
《大谷さんもう凄すぎて一体人生何周目…立派な人だよ…自分の子供って言えるくらいの年齢の人だけど尊敬するわ》
《大谷翔平さん、ほんとにすごいな 人間ができすぎている 伝記になりそう》
外部リンク女性自身
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