前半はこのままセビージャの1点リードで終了。後半に入るとアトレティコ・マドリードが2名のメンバーチェンジを実施。前半終盤に負傷したモラタに代えてメンフィス・デパイ、パブロ・バリオスを下げてナウエル・モリーナをピッチへ送り出した。
後半頭にはアトレティコ・マドリードが猛攻を見せ、メンフィスとグリーズマンがゴールを脅かすシーンを作りながら、仕留めることはできない。一方でセビージャは58分、敵陣左サイドで前を向いたオリベル・トーレスのスルーパスから、抜け出したオカンポスがゴールネットを揺らしたが、ここはオカンポスのポジションがオフサイドだったため得点は認められず。直後の59分には自陣でルーズボールを拾ったイサークがドリブルでボックス手前まで持ち運び、自ら左足を振ったが、GKオブラクの好セーブに防がれた。
試合終盤に差し掛かると得点が必要なアトレティコ・マドリードが前がかりとなって攻撃に出たものの、S・ラモスとロイク・バデを中心にセビージャ守備陣が最後まで集中力を切らさず、中央を固める守備でアトレティコ・マドリードのボックス侵入を許さない。
試合はこのままタイムアップ。セビージャが今季公式戦初の連勝を飾り、『ラモン・サンチェス・ピスファン』に駆けつけた“セビジスタ”を沸かせた。一方、アトレティコ・マドリードにとってはこれがラ・リーガに限定すると5試合ぶりの黒星となり、コパ・デル・レイのアスレティック・ビルバオ戦も含めると公式戦2連敗を喫した。
次節は17日に行われ、セビージャは敵地でバレンシアと、アトレティコ・マドリードはホームでラス・パルマスと、それぞれ対戦する。
【スコア】
セビージャ 1−0 アトレティコ・マドリード
【得点者】
1−0 15分 イサーク・ロメロ(セビージャ)
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