サッカーのAFCアジアカップ決勝トーナメント1回戦のイラク対ヨルダン戦が2024年1月29日にカタール・ドーハで行われ、イラク代表FWアイメン・フセイン(27)のゴールパフォーマンスがインターネットで話題を呼んだ。

問題のシーンは、1−1で迎えた後半31分にフセインが逆転ゴールを決めた直後のパフォーマンスだ。歓喜を爆発させたフセインはピッチの外に出てサポーターやチームメイトと喜びを分かち合った後、ピッチに戻り左手で芝を食べるような仕草を見せた。この行為が遅延行為とみなされたようで、フセインはこの日2枚目のイエローカードで退場となった。

「本物の草だわ」「大戦犯で草」

イラクは1点リードながら数的不利での戦いを強いられた。ヨルダンの猛攻は留まるところ知らず、後半アディショナルタイムに2得点を挙げて逆転。まさかの逆転劇で1次リーグE組3位のヨルダンが、D組1位イラクを破りベスト8を決めた。

インターネットではフセインの一連の行為が話題となりX(旧ツイッター)では「草食べてイエロー二枚目で退場は草w」「本物の草だわ」「サッカーは何が起こるかわからないというけど、本当にわからない」「ゴールパフォーマンスして2枚目イエローで退場したやつ大戦犯で草」などのコメントが寄せられた。「草」は、笑いを意味するネットスラング「www」が草に見えることから派生した用語。大爆笑している様子を「大草原」と表現することもある。

イラク監督「イエローカードが試合の流れを変えた」

海外メディアもフセインの退場劇を取り上げ、英メディア「デイリー・メール」(WEB版)は「奇妙な瞬間、イラクのストライカーがアジアカップで『草を食べる』パフォーマンスで嘲笑したとして2枚目のイエローを受けて退場」などのタイトルで記事を公開した。

記事によると、イラクのヘスス・カサス監督は「イエローカードが試合の流れを変えた」と主張し、「どんなメジャーなトーナメントでも選手たちは常に得点を喜ぶ。これに対して主審はイエローカードを与えることはできない」と怒りを込めて語ったという。

殊勲のヨルダンは2月2日に行われる準々決勝戦でタジキスタンと対戦する。