12月18日(現地時間17日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスはホームのファイサーブ・フォーラムでヒューストン・ロケッツを128-119で下し、4連勝を飾った。


 この日はデイミアン・リラードがゲームハイの39得点に5リバウンド11アシスト3スティール、ヤニス・アデトクンボが26得点17リバウンド、クリス・ミドルトンが20得点、ブルック・ロペスが18得点6リバウンド、ボビー・ポーティスが11得点6リバウンドをマークし、イースタン・カンファレンス2位の19勝7敗とした。


 そしてこの試合を迎える前の時点で、レギュラーシーズン通算7148リバウンドを奪っていたアデトクンボは、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか/7161リバウンド)を抜き、リバウンド数でもフランチャイズ史上トップへ浮上。


 バックス一筋11年目のフォワードは、すでに通算得点、アシスト、ブロック、出場試合数、出場時間、フィールドゴール試投数と成功数、フリースロー試投数と成功数、トリプルダブルなどの複数の部門で球団最多記録を保持しており、この日新たな記録を樹立してみせた。


 『NBA History』によると、1つの球団で得点、リバウンド、アシストの主要3部門で最多記録を保持しているのはアデトクンボが史上4人目。バックスのフランチャイズプレーヤーは、マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ)、レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ/現レイカーズ)、ケビン・ガーネット(ミネソタ・ティンバーウルブズ)と並ぶエリートクラブの仲間入りを果たしたこととなる。


 アデトクンボ擁するバックスは、20日にホームでサンアントニオ・スパーズと対戦する。ギリシャ出身の万能フォワード(アデトクンボ)と新人ビッグマンのビクター・ウェンバンヤマの初対決も注目を集めることになりそうだ。



【動画】バックスが勝利を飾ったロケッツ戦のハイライト!