■「一番身近で大切な人との時間や会話の愛おしさを、改めて強く感じることができました」(幾田りら)「自分の思うおんたんを全部ぶつける気持ちで演じました」(あの)
幾田りら×あのが、映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』のW主演声優キャストに決定した。

実写映画化もされた代表作『ソラニン』や、累計発行部数300万部を超える『おやすみプンプン』そして、現在『ビッグコミックスペリオール』にて連載中の『MUJINA INTO THE DEEP』など、数々のヒット作を生み出し続ける漫画家・浅野いにおによる傑作漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称・デデデデ)。2014年より『週刊ビッグコミックスピリッツ)』にて連載が開始された本作は、突如東京上空に巨大な宇宙船、通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでいく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの物語。第66回小学館漫画賞一般向け部門、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したのち、2022年、全12集をもって堂々完結を迎えた。

そして2024年、3月22日 前章、4月19日 後章の2章立てにて全国劇場公開が決定した本作のW主演声優キャストが解禁。

作中で登場する国民的漫画『イソベやん』を愛読し、担任教師の渡良瀬に思いを寄せる女子高生、小山門出(こやま・かどで)役を務めるのは、シンガーソングライターとして、そして国内外のあらゆる場面で際立った活躍を見せている“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのボーカルikuraとしても活動している幾田りら。

幾田りらは、2023年3月にはタイアップヒット曲多数のオリジナルアルバム『Sketch』をリリースし、自身初の全国ワンマンツアー『SKETCH』を敢行。同年10月には、映画『アナログ』(2023年)のインスパイアソングとして新曲「With」をリリース、さらに現在放送中の水曜ドラマ『パリピ孔明』にて上白石萌歌演じるヒロイン・英子のメイン曲として「DREAMER」を提供するなど、映画・ドラマ主題歌やCMソングも多数手がけ、音楽家として幅広い活躍を見せている。声優としては細田守監督の『竜とそばかすの姫』(2021年)で主人公・すずの親友の別役弘香役で初の声優を務め、本作ではそれ以来2度目にして初の主演アニメ声優を務めることとなる。

門出と小学校以来の親友で、戦争ゲームオタクゆえ日常的に寝不足の女子高生、中川凰蘭(なかがわ・おうらん)(通称・おんたん)役を務めるのは、強烈なキャラクターで若い世代の女性を中心に絶大な人気を集める、あの。

2020年より“ano”名義でソロアーティストとして音楽活動を始め、TVアニメ『チェンソーマン』第7話エンディングテーマに抜擢された「ちゅ、多様性」が“Billboard Japan Hot 100”で4週連続1位を記録、さらにパワーパフボーイズの振り付けによる「ゲロチューダンス」が話題となり、TikTok での楽曲総再生回数が 28.6億回を突破(2023年8月時点)するなど、大きな注目を浴びた、あの。音楽活動だけにとどまらず、数多くのバラエティ番組に出演し、11月26日から初のフジテレビバラエティ冠番組『あのちゃんのささやかな気持ちですが…』がスタートするなどタレントとしても大活躍中だ。auやライフカードなどの有名企業のCMにも多数起用され、2023年上半期TVCM新規急上昇ランキングでトップに輝くなど、まさに今期の顔として大ブレイク中。そんな、あのはオーディションでおんたん役を見事に射止め、本作が声優初挑戦となる。