続いて「ディオとは過去の回想シーンと最後のエンディングシーン、計3回しか一緒に撮影できなくて残念でした」とし、「完成版を見てびっくりしたのですが、その驚きの中には、ディオの演技も含まれています。宇宙と月をVFXで完璧に具現化しましたが、そこにぴったり合う演技をしてくれてとてもありがたく、良かったなと思いました。ディオの役割が大きかったです。映画の全体的な背景は僕がいたセンターではなく、宇宙です」と伝えた。

ソル・ギョングは特に演技ドルたちとの縁が深い。映画「監視者たち」では2PMのジュノ、「殺人者の記憶法」ではAOAのソリョン、「名もなき野良犬の輪舞」ではイム・シワン、「夜叉」ではGOT7のジニョンと共演した。

このような縁にソル・ギョングは「僕はキャスティングに関与する人間ではありません。誰かを推薦したりはしません」とし、「今回ディオに『僕と共演した子たちはみんな上手くいっているよ』という話はしました」と明かして笑った。

続いて「『監視者たち』は、ジュノの初めての映画でした。その頃から『あいつは上手くいきそうだ』と思っていましたが、本当にうまくいきました」と話した。そして「僕は(演技ドルを)歌手とは言わず、俳優だと言います」とつけ加えた。

ディオはソル・ギョングについて「優しい町のおじさんみたいな先輩」と話したことがある。ソル・ギョングは「ほぼすべての俳優たちが僕のことをそう思ってくれています。最初は少し近づき難いと考えますが、後になったら下に見ます」とし、「楽にしてあげない理由はないですから。僕なんかが」と謙遜した。「演技について先輩・後輩はないということか」という問いにソグ・ギョングはすぐに「当然です」と答えた。

そして「ディオは淡々としていて、感情表現をしないずっしりとした人だと思います。事あるごとにすべて表現したりしないで、毅然としています。男性的な人です」と称賛した。

また「THE MOON」について「家族で観るのにぴったりの映画」と話したソル・ギョング。彼は「本人の家族も観たのか」という質問に「ワイフは観ました」とソン・ユナに言及した。彼女の反応に対する質問には「たった一言だけでした。壮大だと。色々な意味があると思います」と明かした。