[画像] 電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」がデジタルインボイスの対応強化

ウイングアーク1stは7月18日、電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」の機能を強化した最新版の提供を開始した。

契約企業が受領側の場合

「invoiceAgent」は、請求書、支払通知書、注文書、納品書などあらゆる企業間取引文書の電子化と配信・返信 を可能にし、取引に紐づく文書の一元管理や電子帳簿保存法に対応する電子取引サービス。

最新版では、企業間で取引される電子請求書(デジタルインボイス)の標準規格であるPeppol形式での請求データの送受信機能を実装。これにより、従来より提供しているWeb配信や郵送サービスと両立したハイブリッド運用を可能にする。

また、受領した請求書が適格請求書としての要件を満たしているか等の判定を支援する機能を実装することで、請求書業務の仕分け作業の負担削減に貢献するとしている。

invoiceAgent 電子取引では、Peppol送受信に対応し、ウイングアーク1stサイトやサービス画面から無料でPeppol IDの登録が可能。また、Peppol形式の配信により請求データのCSVを投入し一括配信できるほか、Peppol形式の受信により受領後のワークフロー、ERP連携など業務の効率化が可能。

invoiceAgent 文書管理では、インボイス制度施行に伴い適格請求書判定機能を拡充。適格請求書のデータ化支援(請求書の適格請求書発行事業者番号確認​、事業者番号から法人名・屋号を自動補完、法人名・屋号から事業者番号を自動補完)や受領した適格請求書の必要項目の確認が可能(取引内容との整合性は最終的に人による判断が必要)。

なお。7月25日 15:00〜15:45、最新版を解説するオンラインセミナー「開始迫る!インボイス制度対応に"Peppol"の具体策」を開催する。受講料は無料。参加希望者はこちらのページから申し込む。

また、8月24日 13:00〜14:35開催の「帳票DX DAY」でも、デロイトトーマツ税理士法人の春日氏による法対応解説や事例として伊藤忠商事 電帳法対応プロジェクトを紹介する予定だという。参加費は無料。申し込みページはこちら