先日から伝えられている鈴木彩艶のマンチェスター・ユナイテッド移籍の噂。レポートでは取引額は9億円になるのではないかと言われ、Jリーグから海外への移籍では最高額になるとも。

これが実現するのかどうかはともかく、今回は「Jリーグから海外に渡ったときの日本人選手の移籍金ランキング」をTOP10でお送りしよう。『Transfermarkt』のデータのため近年のものだけであるようで、中田英寿や小野伸二などは考慮されていないようだ。

9位:前田大然&旗手怜央

移籍先:セルティック

移籍金:153万ユーロ(およそ2.39億円)

前田大然は横浜F・マリノスから、そして旗手怜央は川崎フロンターレからセルティックへと移籍。両者ともにデータでは153万ユーロでの取引となっており、並んで同率9位にランクインしている。

8位:鎌田大地

移籍先:アイントラハト・フランクフルト

移籍金:160万ユーロ(およそ2.5億円)

サガン鳥栖からアイントラハト・フランクフルトに移籍した鎌田大地。その際には160万ユーロが動いたと伝えられている。その後シント・トロイデンへのローン移籍でブレイクし、復帰してからはドイツでも活躍。

7位:堂安律

移籍先:フローニンゲン

移籍金:170万ユーロ(およそ2.65億円)

ガンバ大阪U-23からトップチームへ、そして海外へとステップを急速に進めていった堂安律。2018年夏、期限付き移籍を経てフローニンゲンに完全移籍したときには170万ユーロで買い取られているそう。

6位:大久保嘉人

移籍先:ヴォルフスブルク

移籍金:200万ユーロ(およそ3.12億円)

一度マジョルカへの移籍で苦しい時期を過ごした大久保嘉人。Jリーグに復帰したあと、ヴィッセル神戸を経てドイツのヴォルフスブルクで欧州に再挑戦した。フェリックス・マガト監督の下でブンデスリーガ初優勝を果たしている。

5位:斉藤光毅

移籍先:ロンメル

移籍金:221万ユーロ(およそ3.45億円)

2020年の末に横浜FCからベルギー2部のロンメルSKへと移籍したのが斉藤光毅だ。シティ・フットボール・グループのクラブだけに、その際には意外にも結構な移籍金が支払われたようだ。

4位:鈴木隆行

移籍先:ツルヴェナ・ズヴェズダ

移籍金:250万ユーロ(およそ3.9億円)

日韓ワールドカップを終えたあとベルギーへ移籍し、ゲンクとヒュースデン・ゾルダーでプレー。そして一度鹿島アントラーズへと戻ったあと、セルビアの名門ツルヴェナ・ズヴェズダへとチャレンジしている。

2位タイ:三笘薫

移籍先:ブライトン

移籍金:300万ユーロ(およそ4.68億円)

記憶に新しい三笘薫のブライトン移籍が同率2位になった。川崎フロンターレから海外に挑戦し、当初はベルギーのウニオン・サン・ジヨワーズで修行を行い、満を持してブライトンへ。プレミアリーグ初年度から目覚ましいプレーでインパクトを残した。

2位:昌子源

移籍先:トゥールーズ

移籍金:300万ユーロ(およそ4.68億円)

2018年夏に行われたロシアW杯において重要な役割を果たし、決勝トーナメント進出に大きく貢献した昌子源。そのインパクトを引っ提げてフランス・リーグアンのトゥールーズへと移籍した際、300万ユーロで取引されていたとのこと。

1位:古橋亨梧

移籍先:セルティック

移籍金:540万ユーロ(およそ8.43億円)

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1位になったのは古橋亨梧だった。ヴィッセル神戸でブレイクしたゴールハンターにいち早く目をつけたポステコグルー監督がスコットランドへと連れて行き、欧州でも大活躍。日本人初の欧州1部リーグ得点王という金字塔を成し遂げた。