[画像] 浅草花やしき・2023年7月20日新エリアオープン NAKEDとの初コラボや映像・ARなどアトラクション紹介 空の旅、お化け屋敷も復活

2023年8月7日に開園170周年を迎える浅草花やしきが、2023年7月20日に新エリアをオープンする。

新エリアにはアトラクション3機種のほか、飲食店やフォトスポットでの写真撮影を楽しめる空間など、多数の施設を用意。お化け屋敷は既存のものからリニューアル。「NAKED, INC.」と花やしきが初コラボする体感型アート展「NAKED FLOWERS」、浅草を一望しながら過去をたどる映像型アトラクションや、ARで現れる妖怪を激写するコンテンツなど、時代に合わせた技術を使用した、最新の施設となっている。

●新アトラクション

●お化け屋敷〜江戸の肝試し〜



歌舞伎や落語、講談など様々な形で現代にも伝わる「累ケ淵」「牡丹灯篭」「番町皿屋敷」「四谷怪談」の江戸四大怪談をモチーフにしたお化け屋敷。江戸時代から存在していたという、度胸試しが大好きな江戸の人々を恐怖のどん底に陥れていたお化け屋敷を現代に復活させた。日本人の記憶に刻まれた恐怖の物語を体験することができる。
タイプ
ウォークスルー型
全長
70m
所要時間
5〜6分
条件
0歳から利用可能、4歳以下のお子様には中学生以上の付き添いが必要
料金
のりもの券4枚、フリーパス可

●パノラマ時間旅行



4面マルチ映像によって、浅草の今と昔をたどる映像型アトラクション。空の旅を楽しめる。
花やしきのシンボルとして長年親しまれ、2016年に惜しまれながら引退したアトラクション「Beeタワー」で一望できた浅草の町並みの風景が復活する。
タイプ
映像型アトラクション
収容人数
24人
所要時間
約5分
条件
0歳から利用可能、4歳以下のお子様には中学生以上の付き添いが必要
料金
のりもの券4枚、フリーパス可

●摩訶不思議!?君もスクープカメラマン



専用デバイスを使い、ARで現れる妖怪たちを探す園内周遊型アトラクション。
まずは「マルハナ新聞社」で任務を受けて出発。専用のデバイスを駆使し、新聞記者として園内に潜む妖怪たちを探し撮影します。マルハナ新聞の一面を飾れるよう、妖怪たちを探す。
タイプ
園内周遊アトラクション
制限時間
約15分
条件
2歳から利用可能、4歳以下のお子様には中学生以上の付き添いが必要
料金
のりもの券4枚、フリーパス可

●NAKED花景色



プロジェクションマッピングによって彩られた空間。四季折々の風景を楽しむことができる。
現代のテクノロジーとエンターテインメントを組み合わせた、今だからこそ観ることができる花園。浅草花やしきの原点である花園の復活。
空間プロデュース by NAKED, INC.

●ご利益横丁



2Fのメインストリート。通りの左右には商店が建ち並んだようなデザインで、天井には提灯が連なるレトロな空間となっており、小吉広場・中吉広場・大吉広場の3つの広場には、花や動物、もののけを模したオブジェが置かれ、フォトスポットやベンチが並ぶ憩いの場として楽しめる。

●時空階段



来園者を現代から過去へと誘うレトロな雰囲気の階段。花やしきの過去の風景写真も展示します。新エリアに繋がるこの階段は、1階の入口部分からも2階の気配を感じ取れるよう、天井部分には2階へと繋がる提灯が存在し、時を遡る雰囲気を楽しめる。

●施設概要

浅草花やしきは、江戸時代末期嘉永6年(1853年)に造園師森田六三郎により、牡丹と菊細工を主とした花園(かえん)として誕生。

明治5年頃からは遊戯施設が置かれ、その他にも珍鳥や猛獣の飼育、西洋あやつり大写真や山雀の芸等で大評判となり、かの大正天皇もお忍びで来園されるほど人気を博した。

その後、震災や戦禍により閉園を余儀なくされた時代を経て、昭和24年(1949年)に遊園地として再建しました。当初はビックリハウス、豆汽車、射的、鬼退治等、規模は小さかったものの、入園無料の憩いの場として広く大勢の人々が利用。

昭和28年(1953年)に日本現存最古のコースター『ローラーコースター』、昭和35年(1960年)に『人工衛星塔(後のBeeタワー)』を設置、どちらも浅草の名物となり、街の発展に大きく寄与した。

2016年9月に「Beeタワー」が引退し、その跡地に新たなシンボルとなるホール「浅草花劇場」を2019年4月にオープン。現在はさまざまなアトラクションと縁日、飲食店舗が所狭しと立ち並ぶ浅草の遊園地として親しまれている。
所在地
東京都台東区浅草2-28-1
料金
・入園料
大人(中学生以上〜64歳):1,200円
小人(5歳〜小学生):600円

・フリーパス(入園料別途)
大人(中学生以上〜64歳):2,800円
小人(5歳〜小学生):2,400円

・のりもの券
普通券1枚:100円
回数券11枚綴り:1,000円
営業時間
10:00〜18:00 (最終入園は閉園30分前)※季節・天候により変更あり。
アクセス
つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩3分
東京メトロ銀座線/都営地下鉄浅草線/東武スカイツリーライン「浅草駅」より徒歩5分