WBC決勝最終回の心境を聞かれ…

 3月に開催された野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶり3度目の優勝を飾った侍ジャパン。その完全密着ドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち」が6月2日より3週間限定で全国の劇場で公開中だが、当時を振り返ったヤクルトの中村悠平捕手が「すみません、大谷さん」と“謝罪”した。動画が公開されると、ファンから「そりゃそうだ」「正直な心境」といった反響が寄せられている。

 素直に明かした。ドキュメンタリー映画の公開に際し、侍ジャパン公式ツイッターの動画に登場した中村。スタッフからチラシを渡され、タイトルの意味を聞かれると「はい、分かります」と答えた。しかし、しばらく押し黙ると「でも、僕正直に言っていいですか?」と切り出すと「最後のシーン、憧れてたので」と笑った。

「マウントに大谷がいて、バッターにトラウトがいて、僕キャッチャーですよ。憧れますよね。あの瞬間だけ憧れてました。すみません、大谷さん」と軽く頭を下げた。改めて、決勝の最終回の心境を聞かれると「必死でした。目の前に世界一というのが見えてる中での9回表だったので、すごい場にいたな」と語った。

 侍ジャパン公式ツイッターは動画を公開すると、ファンからは「ぜんぜん憧れていいですよ、最高の場面にいたんだから」「そりゃそうだ 特等席での眺めだものね」「1番の特等席で最高の勝負見れたもんなー」「りゃあ憧れますよね(笑)」「世界一のキャッチャーのあなたこそ、『憧れ』です!!」「一生、記憶と心に残ると思います」といったコメントが集まっている。

(THE ANSWER編集部)