日本サッカー協会(JFA)は6月1日、欧州遠征に臨むU-22日本代表メンバー23人を発表。そのなかで“18番”のみ不在の理由を指揮官が明かした。

 発表されたメンバーを見ると、背番号18のみが不自然に抜けている状態。これについて大岩剛監督は、オランダのスパルタに所属する斉藤光毅の名を挙げ、スパルタがヨーロッパ・カンファレンスリーグの予選出場権を懸けたプレーオフに進出しており、その日程との被りがあるため、現時点ではメンバーに入れず、空き番にしていると説明した。
 
「斉藤光毅がプレーオフを戦うという日程になっていますので、その勝ち上がりによって彼が参加する、参加しないが決まってくるという状況にいます。彼がもし、こちら側に参加できる状況になれば、途中からでも来てもらう準備をしています。

 ただ、これはスパルタが当然、良い成績を収めるのが最優先なので、現段階では自クラブで活動をしてもらって、というスタンスでいます」

 スパルタの今後の勝ち上がり状況によっては、斉藤を追加招集する可能性があるという。

 パリ五輪に向けて強化を進めるU-22日本代表は、欧州で6月10日にU-22イングランド代表と、14日にU-22オランダ代表と国際親善試合を行なう。強豪国を相手にどんな戦いを見せるか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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