セリエAでは8日にサレルニターナがホームにインテルを迎えたが、このゲームでもメキシコの名手は忙しかった。
インテルに25本のシュートを許しながら、それを懸命に止めたのがサレルニターナGKギジェルモ・オチョアだ。
37歳のオチョアはメキシコ代表で130試合以上をこなしてきたレジェンドであり、今冬にメキシコのクラブ・アメリカからサレルニターナへとやってきた。37歳の今も反応速度に衰えはなく、今回のインテル戦でも実に10回ものセーブを記録。このあたりの反応速度は見事と言うしかない(『Squawka』より)。
今冬に加入したばかりということもあり、ここまでセリエAでの出場数は12試合に留まる。しかしオチョアはその12試合で49回ものセーブを記録しており、1試合平均4.1回とかなり忙しい。
これまでオチョアはフランス、スペイン、ベルギーと欧州でもプレイ経験はあるが、イタリアは今回が初めて。キャリアの大半をメキシコで過ごしてきたが、37歳から初のセリエAで活躍しているのは見事だ。
現代型GKのように派手な足技を持つGKではないが、セービング能力はピカイチ。長くメキシコ代表のゴールを守ってきた実力を証明するシーズンとなっている(数字は『WhoScored』より)。
外部リンクtheWORLD(ザ・ワールド)